ビジネスパーソン向け人気連載|ビジネスジャーナル/Business Journal
10月の引き上げで消費税は10%となるので、今まで以上に新車販売へのダメージは大きいのではないかとされている。また、10月1日より登録車の自動車税が恒久的に減税されるので、軽自動車のメリットが薄れることにもなる。
次期型ハスラーやダイハツの新規軽SUVは、そのような状況下でお客を店頭に引き込む重要なツールとなる。仮に両車が同時期(19年末)にデビューするとなれば、年明け、つまり20年1~3月は、どちらのモデルがより店頭にお客を多く引き込める魅力を持っているかが試される。そして、そのゆくえが19事業年度締めでのSD戦争の勝敗を分けそうである。
(文=小林敦志/フリー編集記者)