NEW
木下隆之「クルマ激辛定食」

日本初公開…テスラ「モデル3」、“度肝を抜かれた”試乗体験レポート

【この記事のキーワード】

, , ,

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ドアの開閉すら、それらしいドアノブはない。ドアノブは確認できるのだが、ボディとツライチに埋め込まれているから、どこをどう握って開けばいいのかすら躊躇してしまう。「触れれば開きます」とのMr.Mattのアドバイスで簡単に開いた。

 ちなみに、降車するときにも、特別な操作は必要ない。ドライブモードを「P」にアジャストして降りるだけでいい。降りてクルマから遠ざかると、それだけでドアがロックされる。

 運転席に座ってからも、次の動作が進まない。メーターパネルはなく、ただブラックアウトされた15インチモニターがあるだけなのだ、始動の手順が読めないのである。

 そこからは、小さなことからMr.Mattの指示通りに進めるしかなかった。

 モニターはいわばスマートフォン感覚だから、指先で触れれば画面が現れる。ドライビングシートを調整しようとしたら、「KINOSHITA」の文字が現れた。試乗前にMr.Mattに自己紹介をしたが、彼はその情報をあらかじめiPad経由で入力してくれていたのだ。次回からは、乗り込むだけで登録されたドライバーの好みのドライビングポジションにオートアジャストされるという。

 さて出発、と行きたいところだが、これもそう簡単にはいかない。まずは走行モードの選択が必要だ。モデル3は、ほかのテスラモデルと同様、エコモードやハイパワーモード、あるいは次の給電設備までの距離を逆算してパワーセーブをするなど、数種類の走行モードが選択可能なのだ。一旦アジャストすれば、いちいち設定する必要はないものの、この日は初めてのドライブだったということもあり、細かく設定してからの発進となった。

 そう、モデル3はクルマというよりも、“走るPC”だと思ったほうがわかりやすい。電気音痴には手強いかもしれないと、先行予約をしてしまっている身としては恐れている。

 いやはや、実際にドライブするまでの紙枚が尽きた。刺激的なドライブインプレッションは次回に紹介したい。

(文=木下隆之/レーシングドライバー)

●木下隆之
プロレーシングドライバー、レーシングチームプリンシパル、クリエイティブディレクター、文筆業、自動車評論家、日本カーオブザイヤー選考委員、日本ボートオブザイヤー選考委員、日本自動車ジャーナリスト協会会員
「木下隆之のクルマ三昧」「木下隆之の試乗スケッチ」(いずれも産経新聞社)、「木下隆之のクルマ•スキ・トモニ」(TOYOTA GAZOO RACING)、「木下隆之のR’s百景」「木下隆之のハビタブルゾーン」(いずれも交通タイムス社)、「木下隆之の人生いつでもREDZONE」(ネコ・パブリッシング)など連載を多数抱える。

日本初公開…テスラ「モデル3」、“度肝を抜かれた”試乗体験レポートのページです。ビジネスジャーナルは、連載、, , , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!

関連記事

BJ おすすめ記事