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『私のおじさん』入社したブラック企業の「イヤな上司」がつぶやいた一言の深い意味

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金曜ナイトドラマ『私のおじさん~WATAOJI~』|テレビ朝日」より

 岡田結実主演の連続テレビドラマ私のおじさん~WATAOJI~』(テレビ朝日系)が2月8日、第4話を迎える。

 同ドラマの主人公は、バラエティ制作会社「テレドリーム」の新人AD・一ノ瀬ひかり(岡田)。入社直後に出会った妖精おじさん(遠藤憲一)に見守られながら、鬼ディレクター・千葉迅(城田優)や“お局様”扱いされているアシスタントプロデューサー・馬場桃花(青木さやか)らにしごかれる日々を乗り越えていく。

 ひかりは元カレに婚約破棄され、あわてて就職活動した結果、たまたま拾ってもらえたテレドリームに入社しただけなので、仕事で失敗しては「辞めたい」とボヤいている。そんななか、ひかりは第3話で、ビッグマウスなチーフAD・出渕輝彦(小手伸也)がかつて「2010年までにディレクターになってプロポーズする」という目標を掲げていたことを知った。

 ひかりにとって、出渕は部下に仕事を押し付け、遊んでばかりいる印象だった。しかし実は、出渕は年下の千葉がディレクターを務めていることにコンプレックスを抱いており、そのせいで無気力になっていたのだ。だが今回、千葉が体調不良で倒れてしまったとき、ひかりに背中を押された出渕は、自分が千葉の代わりにディレクターをやると申し出る……という内容だった。

 出渕のように“万年AD”といわれるようになってしまった人間が本気で現実と向き合うのは容易なことではないと思う。プライドが傷つき、もう傷つきたくないからこそアツくなれない……。第3話のなかで、出渕がつぶやいた「今さら一生懸命やるとか、カッコ悪くてできるかよ」という言葉も、よくわかる。同ドラマでは、ひかりが先輩たちのさまざまな仕事ぶりを目の当たりにして成長していくのだが、先輩の立場にいる人間だって悩みのひとつや2つはあるし、挫折した経験を持つ者も少なくないのだ。

 ところで、日頃バラエティで活躍している岡田にとっては、制作会社側の役を演じるのは新鮮なことだろう。普段からADなどスタッフが動き回る姿を見てはいても、実際にやってみると全然違うはずだ。そう思うと、2015年に“スタッフ軽視”発言が波紋を広げた広瀬すずこそ、同ドラマに出演してみれば良かったのかもしれない。

 当時17歳だった広瀬がバラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)で「(音声スタッフは)なんで自分の人生を女優さんの声を録ることにかけてるんだろう? と考えちゃう」などと発言したのは、10代女子の純粋な疑問だったのだろうと思う。だから今さら責める気はないけれど、現在20歳の彼女が“スタッフ役”を演じることでどんな感想を抱くのかは興味がある。
(文=美神サチコ/コラムニスト)

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