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すぎもと たかよし「サラリーマン自動車ライターのクルマ業界ナナメ斬り!」

東京オートサロンのほうが“本家”東京モーターショーより活況に沸いてしまっている問題 

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 ということで、これまでの文脈で言えば、人気のTASと統合するのがいちばん手っ取り早くて現実的かもしれない。何しろ、とっくにメーカーも出展済みだ。それこそクールジャパンな感じだし、しかも幕張メッセに戻れる。それに、実は自工会もすでに後援しているのである。

 いや、半裸の女性を国際ショーに出すなんて自工会のプライドが許さない! ということなら、先の「最先端技術の展示」をもう少し探ってみる手もありかと。

 ご存じの方も多いと思うが、毎年5月にパシフィコ横浜で「人とくるまのテクノロジー展」というイベントが行われている。こちらは自工会とは別の公益社団法人自動車技術会が主催していて、多くの部品メーカーの展示に加え関連学会の研究発表や講演、ワークショップ等が行われている。

 実は、先端技術やその動向などは500以上の企業が参加する本イベントのほうがよりリアルで、しかも技術者による学術的な発表まである。であれば、たとえばこの手のイベントと統合するという方法もあるんじゃないかと。こちらもすでにメーカーが参加しているし、何より技術・テクノロジーショーとして海外メディアへの発信力にもなる。

 さて、自工会は今年のTMSの対応策として開催期間の延長とビッグサイト周辺での関連イベントを発表している。もしかしたら、自工会会長の豊田章男氏は、TMSと隔年開催の「東京モーターフェス」的なお祭り騒ぎを持って来るつもりなのかもしれない。

 もし「マツコと章男のトークショー」や、平成の名車展示なんてノリでなんとかなると思っているなら、国際ショーとして海外メディアからの失笑は必至だ。いや、どうせ笑われるんだったら、やっぱり半裸のコンパニオンのほうが……。
(文=すぎもと たかよし/サラリーマン自動車ライター)


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