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木村隆志「現代放送のミカタ」

“凄み”を帯び始めた『後妻業』と主演・木村佳乃…挑む「尊厳死のプロ」というテーマ

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 ドラマフリークの間では「カンテレならやってくれるはず!」「『僕のヤバイ妻』『サイレーン』以上の悪女を期待」などと好意的な声が飛んでいた『後妻業』(関西テレビ制作、フジテレビ系)。

 この2年間を切り取ってみても、カンテレの火曜21時枠は攻めに攻めていた。ハードアクションと後味の悪い結末でザワつかせた『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』、爆破事件を起こしたクズ高校生たちの逃走劇『僕たちがやりました』、高校生の不審死をスクールカウンセラーが追う『明日の約束』、現在と過去の刑事が15年前の未解決事件に迫る『シグナル 長期未解決事件捜査班』、生活保護受給者の実態を明かす『健康で文化的な最低限度の生活』……。

 民放他局が「重すぎて見ていられない」という声を恐れて避け、視聴率を獲得すべくコメディに偏りがちななか、カンテレだけはシリアス路線を貫いてきた。

 だからこそ、「高齢資産家の遺産を狙うヒロイン」を描く『後妻業』への期待は高かったのだが、フタを開けてみたらシリアスとは真逆の印象。視聴者が戸惑うほどのポップな世界観であり、「思っていたものと違う」などの否定的な声が飛び交った。

 そして、2月5日放送の3話では、そのポップな世界観が爆発。笑わせた上で凄みを感じさせた木村佳乃vs.木村多江の直接対決が反響を呼んでいる。

漫才コンビ“W木村”とゴングの演出

 ここまでのあらすじは、「武内小夜子(木村佳乃)が資産家・中瀬耕造(泉谷しげる)の後妻となる」→「耕造が脳梗塞で倒れる」→「娘・中瀬朋美(木村多江)が駆けつけ、小夜子と遭遇して不信感を抱くが、耕造はなんとか持ち直す」→「小夜子が耕造に空気注射して息絶える」→「小夜子の後妻業に朋美が気づく」。

「小夜子と朋美のバトルがいよいよ本格化する」という状況であり、だからこそ朋美が小夜子の家に乗り込むシーンは盛り上がった。下記に、そのやり取りを再現してみよう。

 ゴングの音が「カーン」と鳴ってバトルスタート。

朋美「(皮肉のように)意外に素敵なおうちね。あっ、でも床暖房じゃないのね」

小夜子「なんでわかるん?」

朋美「私、専門家ですから。照明計画もちゃんとしている。夜も雰囲気あるでしょうね。(皮肉たっぷりに)『お金をかけている』って感じがするわ」

小夜子「さすがプロやね。建築士ってすごいわ」

朋美「(誇らしげに)“1級”建築士です」

小夜子「(一蹴する)1級とか2級とか、そろばんか!」

朋美「そろばんと一緒にしないで! そろばんっていつの時代? 古っ!」

小夜子「(なかなか紅茶を飲もうとしない朋美に)大丈夫や、毒なんて入れてへん」

朋美「(渋々と)……いただきます」

小夜子「(嫌みたっぷりに)ところであんた手土産は? 気ぃきかへんな」

朋美「友達じゃないから」

小夜子「(悪ふざけで)じゃあ、あんたのおかんになったる」

朋美「やめて! ただの後妻でしょ」

小夜子「(笑いながら)うちは後妻(5歳)やなくて45歳や」

朋美「ふざけないで」

小夜子「これやから、おばはんは……」

朋美「あなたもおばはん!」

小夜子「(小バカにするように)カリカリカリカリ青筋立てて。これやから更年期は」

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