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桜田大臣「池江選手にがっかり」発言を批判するマスコミに対し批判噴出「ネットの切り取り」

文=編集部
桜田大臣「池江選手にがっかり」発言を批判するマスコミに対し批判噴出「ネットの切り取り」の画像1ウーマンラッシュアワーの村本大輔

 競泳の池江璃花子選手による白血病公表に端を発した、桜田義孝大臣(東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当)のコメント問題。配慮を欠いた発言に批判が殺到する一方で、事態は思わぬ方向に飛び火している。

 桜田大臣は2月12日に行われた記者団とのやり取りのなかで、「日本が期待している選手だから本当にがっかりしている」「1人リードする選手がいると全体が盛り上がる。そうした盛り上がりが若干下火にならないか、ちょっと心配している」とコメント。“治療に専念してほしい”と繰り返してはいるものの、インターネット上では「本当に最低な発言」「大臣の器ではない」「池江選手が一番つらいのによくそんなことを言えるな」と批判が殺到した。

 桜田大臣は13日に国会で「配慮を欠いた」として謝罪し、発言を撤回したが、いまだ波紋が広がっている。

 そんななか、実業家の堀江貴文氏は14日にツイッターで桜田大臣のコメントを全文掲載した記事を引用しながら、「マジでマスコミくそ。」とコメント。ウーマンラッシュアワー・村本大輔も14日夜に「桜田五輪相のコメントを全てみてちゃんと考えた上でのコメントならいいけど流れてきたネットニュースの切り取りだけで非難したテレビのコメンテーター達はもう説得力なくなったから全員辞めたほうがいい」とツイートしている。

 マスコミ批判も上がるなか、作家の百田尚樹氏はツイッターで「五輪について発言したからこそ、『がっかり』や『盛り下がり』みたいな言葉が出た。その発想が情けない!」とバッサリ。「全文見た上で、ひどいコメントと思う」「五輪やメダルへの落胆を言葉にする感覚が許せない」と続けて投稿した。

 また、漫画家の小林よしのり氏は14日に「繊細さのない失言だが」のタイトルでブログを更新。「桜田大臣をバッシングすることが絶対正義になっている」「アホだなあと思うが、全国民でバッシングするほどのことじゃない」「誰だって池江選手には同情し、心配してるんだから、同情=正義になって、失言ひとつも許すまじと全体主義になってしまうのも不健全だろう」と持論を述べている。

“全文公開”をめぐっては賛否が分かれており、「確かに全文を読むと印象が変わるな」「人の命にかかわる問題でネガティブな言葉を発すること自体ダメだと思う」「桜田大臣の失言もどうかと思うし、マスコミの報道もどうかと思う。どっちもどっち」などの反応が飛び交っている状況だ。

 また、波紋を広げているのが村本の言動についてだ。ネット上には「いつもなんか主張が薄っぺらい」「伝える側を批判することで発言の主を擁護するようなやり方はちょっと……」「村本のほうが説得力ないんだけど」「とんだいっちょかみ野郎だ」などの声があがっている。

 さらに、村本が日頃から時事ニュースや社会問題に対して持論を述べることについて、「いつも話題のニュースがあると、まずは様子見。いろんな人から一通り意見が出揃った後で、一番世間受けが良さそうな意見に乗っかる手法」「今回も先にマスコミ批判したホリエモンに便乗しただけ」「“鋭い意見を放つオレ”っていう、自分に酔ってる感がハンパない」といった意見が噴出している。

 騒動は拡大する一方だが、一刻も早く鎮火してほしいものだ。
(文=編集部)

BusinessJournal編集部

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