
乃木坂46の第1期生として活躍していた西野七瀬が、24日開催の「乃木坂46 7th YEAR BIRTHDAY LIVE」でグループを巣立った。“不動のエース”の卒業に、ファンからは惜別の声が相次いでいる。
21日から開催されていた同ライブは、グループ誕生7周年を祝うと同時に、西野の卒業コンサートとしても位置づけられた。会場となった京セラドーム大阪は満員となり、全国218館の映画館でもライブビューイングが行われるなど大盛況となった。
西野は2011年に行われたオーディションを勝ち抜き、1stシングル『ぐるぐるカーテン』でCDデビュー。14年リリースの8thシングル『気づいたら片想い』では、念願の初センターを獲得した。その活躍はグループ活動以外でも多岐にわたり、15年には初のソロ写真集『普段着』(幻冬舎)を発売したほか、ファッション誌「non-no」(集英社)の専属モデルにも抜擢されている。
また、女優業として、17年に白石麻衣や生田絵梨花らと共演した映画『あさひなぐ』(東宝映像事業部)で堂々主演を務めた。18年1月期のドラマ『電影少女-VIDEO GIRL AI 2018-』(テレビ東京系)でドラマ初主演を飾り、髪を20cmも落としたショートカット姿で挑んで話題を呼んだ。
ファンから絶大な支持を得る一方で、西野は昨年“文春砲”を食らったこともある。18年5月に「週刊文春」(文藝春秋)が、西野がテレビディレクターの男性を“お持ち帰り”する姿を報じた。撮影された写真自体は、その2年前のものだったが、西野のスキャンダルは多くのファンを落胆させることになった。
そうした状況のなか、西野は18年9月20日のブログで「おしらせ」と題して乃木坂46からの卒業を発表。グループ活動は同年いっぱいとし、年が明けてから卒業コンサートが行われることを明かした。なお、西野によるとグループからの卒業について、1年以上前から事務所側と話し合っていたといい、文春砲は関係ない模様だ。
卒業コンサートをもってグループから巣立った西野に対し、インターネット上では「これからは新生・西野七瀬を応援していきたい」「よくここまでグループ人気をけん引してきたなって素直に思う」といった労う声が続出。その一方で「橋本奈々未、生駒里奈らに続いて西野七瀬も抜けて、グループはどうなっていくかな」「高い人気を誇るのは白石麻衣だけになって、グループがファンの支持を受けられるか不安」などと、人気の高いメンバーの脱退が相次いでいることからグループの今後を心配する声もあった。
今後は女優業を中心に活動するという西野。これからどんな軌跡を刻んでいくのか、期待しよう。
(文=編集部)