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ヒット確実だったフジ『QUEEN』大コケ問題、バカリズムの“間違った使い方”が元凶

文=藤原三星
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向田邦子賞を受賞したバカリズム

 同番組の制作発表で、バカリズムは「法律事務所内でのやりとりに笑いを入れたり、ちょっとした会話に手を加えたり足したり、“緩急の緩”の部分をやらせていただいてます。見ている方は気づかないと思うので、面白かったらそれが僕の仕業、僕の手柄だと思っていただければ」とコメント。専業脚本家ではなかなか思いつかない“シュールで面白い会話劇”はたしかにバカリズムの専売特許だが、ピンポイントリリーフのようなアレンジ程度では、「逆にドラマ全体のバランスが悪くなってしまう」というわけだ。

「売れっ子になってからのバカリズムしか知らない人は、テレビでのフリートークしか見たことがないかもしれませんが、そもそもコントにおけるの彼の世界観は、ユニークで非常に強靭ですからね。となると脚本家としては、どうしてもバカリズムさんが書き加えたシーンに影響されながら残りの回を書き進めることになってしまうだろうし、すごく書きづらいと思いますよ。

 そもそもバカリズムさんは、2017年に日本テレビ系で放送された『架空OL日記』で向田邦子賞を受賞したほどの筆力の持ち主。シュールな会話劇だけではなく、ストーリーテリングにこそ定評があります。専業脚本家に書かせたものをピンポイントで会話だけイジらせるなんて、うまくいくはずがないんです。

 それよりも、芸能スキャンダルや不倫を題材として扱うこのドラマで、法律事務所の事務員として斉藤由貴さんが素知らぬ顔で出演していることのほうがよっぽどシュール(笑)。2017年に彼女が起こした不倫スキャンダルのイメージは、まだまだ根強いですからね。バカリズムさんをピンポイントで登用してまでシュールな新感覚ドラマをつくりたいのなら、まずは斉藤由貴さんにツッコミを入れるべきだったのでは?(笑)」(前出のプロデューサー)

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