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国産SUV、5車種を徹底比較!ベストバイはマツダCX-3かトヨタ・C-HR?

文=萩原文博/自動車ライター
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国産SUV、5車種を徹底比較

【トヨタ・C-HR】
プリウスを流用し燃費もトップレベル

 まず紹介するのが、2018年のSUVカテゴリーで、新車販売台数No.1を記録したトヨタ・C-HR。2016年12月に登場したC-HRのボディサイズは、全長4360mm×全幅1795mm×全高1550mm。ハイブリッドカーのパイオニアであるプリウスのコンポーネンツを流用したSUVで、プリウスユーザーの一部がC-HRに流れたことで、プリウスの販売台数が伸び悩むという結果をもたらしている。

 搭載するパワートレインは駆動方式によって異なり、2WD車は1.8L+モーターのハイブリッドと1.2Lターボエンジン、そして4WDは1.2Lターボエンジンのみ。JC08モード燃費は、都市型SUVのなかでトップレベルの15.4〜30.2km/Lを実現している。アグレッシブなスタイリングのため、リアシートの居住スペースが狭いことと運転席からのリアの視界が狭いのが難点だが、走行性能や安全性能の高さ、そして燃費性能のバランスが高いのが特徴といえる。オススメはハイブリッド車で、新車価格は229万〜292万9200円。

国産SUV、5車種を徹底比較!ベストバイはマツダCX-3かトヨタ・C-HR?の画像2トヨタ・C-HR
国産SUV、5車種を徹底比較!ベストバイはマツダCX-3かトヨタ・C-HR?の画像3C-HRのボディサイズは、全長4360mm×全幅1795mm×全高1550mm

【トヨタ・レクサス・UX】
C-HRをベースにレクサス独自のチューニング

 今回紹介する車種のなかでもっとも新しいのが、このレクサス・UX。2018年11月の販売開始からわずか1カ月で、月販販売台数900台の約10倍近い約8800台の受注台数を記録するなど絶好調だ。このUXは先ほど紹介したC-HRをベースに、レクサスが独自のチューニングを施したモデル。ボディサイズは全長4495mm×全幅1840mm×全高1540mmと、ワイド&ローなフォルムへと変更されている。全高はC-HRより10mm下がっているものの、ボディのデザインによってリアシートの居住性、特に頭上の空間の圧迫感は解消されている。

 搭載するパワートレインは、新開発された2L直4ガソリンエンジンと、このエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムの2種類。燃費性能はJC08モードで17.2〜27.0km/LとC-HRに譲るが、静粛性やパワフルな加速性能では圧倒的にリードする。全幅が1840mmとワイド化されたことで取り回しやリアのラゲージスペースの床が非常に高いことは気になる部分ではあるが、国産都市型SUVの中では輸入車に負けない走りやつくりこみの質の高さが魅力だ。新車価格は390万〜535万円となっている。

国産SUV、5車種を徹底比較!ベストバイはマツダCX-3かトヨタ・C-HR?の画像4トヨタ・レクサス・UX
国産SUV、5車種を徹底比較!ベストバイはマツダCX-3かトヨタ・C-HR?の画像5UXのボディサイズは全長4495mm×全幅1840mm×全高1540mm

【日産・ジューク】
リーズナブルながら“オリジナル仕様”を作れる楽しさ

 ほかのメーカーに先んじて2010年6月、都市型SUVに参入し長い間ブームを牽引してきたのが、日産・ジューク。かなりアグレッシブな外観デザインは、登場から約9年が経過しても古さを感じさせない。ジュークのボディサイズは全長4135mm×全幅1765mm×全高1565mmと、全高1550mmをオーバーしているが、専用のローダウンサスペンションを装着することで、全高1550mmの立体駐車場に対応したモデルアーバンセレクションを設定している。

 アーバンセレクションに搭載されているエンジンは1.5L直列4気筒だけで、駆動方式も2WDのみ。JC08モード燃費は18.0km/Lとなっている。モデルライフが約9年と長く、2019年内にフルモデルチェンジが予定されている。エンジンの燃費性能や運転支援システムなどはモデルが古いこともあり、ほかのモデルに比べると見劣りするのは否めない。ただ、パーソナライゼーションというカスタマイズプランを設定し、自分だけのオリジナル仕様を作れる楽しさがある。新車価格は222万5880〜229万6080円で、ほかのモデルよりリーズナブルだ。

国産SUV、5車種を徹底比較!ベストバイはマツダCX-3かトヨタ・C-HR?の画像6日産・ジューク
国産SUV、5車種を徹底比較!ベストバイはマツダCX-3かトヨタ・C-HR?の画像7ジュークのボディサイズは全長4135mm×全幅1765mm×全高1565mmだが、専用のローダウンサスペンションを装着した「アーバンセレクション」モデルを設定

【マツダ・CX-3】
先進の運転支援システムはクラストップレベル

 コンパクトカーのデミオをベースに、クロスオーバーSUVに仕立てたのがマツダ・CX-3。デビューは2015年2月だが、毎年のようにアップデートが行われ進化を遂げている。ボディサイズは全長4275mm×全幅1765mm×全高1550mm。搭載されているエンジンはデビュー当初は1.5Lディーゼルターボのみだったが、現在では2L直4ガソリンと1.8L直4ディーゼルターボの2種類。ガソリン車は軽快な乗り味、ディーゼルは太いトルクを生かした重厚感のある乗り味と、搭載するエンジンによってキャラクターが大きく異なる。

 両エンジンに、6速ATだけでなく6速MTを用意しているのが特徴。燃費性能は新基準のWLTCモードで15.2km〜23.2km/Lを実現。先進の運転支援システムもクラストップレベルの性能、充実ぶりが魅力。高い走行性能は魅力だが、リアシートそしてラゲージスペースの狭さが惜しいポイント。新車価格は212万7600〜309万4480円となっている。

国産SUV、5車種を徹底比較!ベストバイはマツダCX-3かトヨタ・C-HR?の画像8マツダ・CX-3
国産SUV、5車種を徹底比較!ベストバイはマツダCX-3かトヨタ・C-HR?の画像9CX-3のボディサイズは全長4275mm×全幅1765mm×全高1550mm

【スバル・XV】
先進運転システム・アイサイトを搭載

 現行型で2代目となるスバル・XVは、2017年5月に登場。スバル・グローバル・プラットフォームという新設計の骨格を採用し、走行性能に加えて安全性能も進化させている。ボディサイズは全長4465mm×全幅1800mm×全高1550mmで、高さだけでなく、幅においても立体駐車場を意識した数値となっている。搭載するパワートレインは、1.6Lと2L直4ガソリンエンジン、さらに2L直4ガソリンエンジンにモーターを組み合わせたe-BOXERと呼ばれるモーターがアシストするマイルドハイブリッドシステムの3種類。駆動方式は全車4WDで、オンオフ問わない安定した走行性能と操縦性が魅力。

 JC08モード燃費は16.0〜19.2km/Lだが、ほかのモデルと比べると燃費性能そしてメカニズムの新しさは見劣りする。さらに外観デザインが先代モデルのキープコンセプトであることも目新しさを感じさせない。ただし、スバル独自のシンメトリカルAWDを活かした走行性能。そしてなんといっても国産車でトップレベルの高性能を発揮する先進運転システムのアイサイトを搭載している点は高く評価したい。新車価格は213万8400〜282万9600円。

国産SUV、5車種を徹底比較!ベストバイはマツダCX-3かトヨタ・C-HR?の画像10スバル・XV
国産SUV、5車種を徹底比較!ベストバイはマツダCX-3かトヨタ・C-HR?の画像11XVのボディサイズは全長4465mm×全幅1800mm×全高1550mm

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