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忙殺されがちなサラリーマンに送りたい アメリカ建国の父の名言集

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 “アメリカ合衆国建国の父”の一人として知られ、現在は100ドル札の肖像画にもなっている人物を知っているだろうか。ベンジャミン・フランクリンだ。

 1776年の独立宣言時ですでに70歳だったこともあり、アメリカ大統領には就任していないが、出版・メディアに対する多大な貢献をはじめ、ペンシルベニア大学の創立など学術界への寄与、発明家としての一面もよく知られている。

 また、自伝である『フランクリン自伝』はアメリカでロングセラーとなっており、フランクリンの本はまさに「自己啓発書の原点」とも言うべき存在だ。そんなフランクリンが遺した数々の言葉は、今を生きる私たちの心を打つものとなっている。

 その名言をまとめた『弱さに一瞬で打ち勝つ無敵の言葉 超訳ベンジャミン・フランクリン 文庫版』(青木仁志編訳、アチーブメント出版刊)から、忙しい日々を送る世のサラリーマンに送りたい名言をいくつかを抜き出して紹介しよう。

■時間はお金そのものである(Time is money.)

 「時は金なり」という日本語訳があまりにも有名なこの言葉もフランクリンのもの。お金持ちになりたければ、いかに時間をつくるかを考えよ。現代人は時間に追われているからこそ、お金のマネジメントが下手なのかもしれない。

■お酒は心配事を無くさない。かえってそれに水分を与えて大きくする(Drink does not drown Care, but waters it, and makes it grow faster.)

 心配事がある時にお酒を飲んでかき消したくなる人もいるだろう。しかし、フランクリンは「心配事を膨らます」と指摘する。逃避の酒よりも、勝利の美酒に酔いたいものだ。

■誠実な農民は悪人の王子よりも価値がある(An innocent plowman is more worthy than a vicious prince.)

 勤勉に働いている労働者は、働かない権力者よりも価値がある。「地位よりも徳」とフランクリンは説く。美徳や誠実という無形の資産は、お金や財産という有形の資産の源泉だ。あなたの勤勉な姿を誰かが見てくれているはずだ。

■20歳は意志、30歳は機知、40歳は判断力が統治する(At 20 years of age the will rights ; at thirty the wit ; at 40 the judgement.)

 20代に求められるものは「意志」、30代に求められるものは「機知」、40代に求められるものは「判断力」。それぞれ違うものはその年齢で異なってくる。あなたはどうだろうか?

 フランクリンは元々印刷工見習いからそのキャリアをスタートし、財を成しながら様々な功績を残した。そのため、アメリカでは尊敬される存在であり、デール・カーネギーやサミュエル・スマイルズといった人物から、ウォーレン・バフェット氏やイーロン・マスク氏も影響を受けている。

 単純にお金を儲けることが成功ではない。では一体どんな人間になれば成功といえるのか。その答えが書かれた名言集である。
(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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