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製薬会社から謝礼金受領の医師リスト公開…年264億円、厚労省の審議会委員53人も

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医師は“世間の目”を強く気にしている?


――一般の人は、このデータベースをどう使うべきでしょうか。

尾崎 ご自身の主治医や著明な医師製薬会社がどんな関係にあるかを知ったほうが良いと思います。賄賂や袖の下ではありませんが、前述の通り、このような謝金は知らず知らずのうちに医師の診療に影響を及ぼしている可能性があります。特に、多くの医療者の行動に影響を及ぼす診療ガイドラインの執筆や医薬品の承認など、公益性の高い事業にかかわっている医師が多額の金銭を受け取っている場合には注意する必要があります。このような事業においては、そもそも製薬会社などと深い金銭関係にある医師は排除するなどの措置が必要だと考えます。

 加えて私は、このような実態を一般の人に知っていただくことが医師と製薬会社の関係の抑止力になると考えています。どの程度の金額であれば一般に謝金が許容されるかといった点について、具体的な基準があるわけではありません。しかし、世間の目にこのような慣習を晒すことで、自ずと常識的な額に落ち着くのではと期待しています。

 なぜなら、医師は「世間からどのように自分が見られているか」といった体裁を強く気にするからです。その点からも、この取り組みを今後も継続、さらに強化していく必要があると考えています。なお、私個人は製薬会社から医師が受け取る額は少なければ少ないに越したことはないと考えています。
(構成=編集部)

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