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フジ『科捜研の男』、キーマン役の千原ジュニアが“ほとんど登場しない”裏事情

文=藤原三星

悲運の“3年間お蔵入り”映画で主演

 しかし、過去にはさらに笑えない話もあったという。昨年公開された映画『ごっこ』に主演していた千原ジュニア。実はこの作品、“いろんな事情”により、3年近くもお蔵入りしていたという、実にいわくつきの作品なのだ。ある映画関係者が明かす。

「ジュニアさんが引きこもり役を演じ、虐待を受けていた女の子を誘拐して親子ごっこをするという、とてもいい映画なのですが、撮り終わった後に、重要な役で出演していた清水富美加が出家したり、製作資金の持ち逃げ騒動があったりで、公開までこぎつけられなかったそうです。本来なら、似たようなストーリーの『万引き家族』よりも前に公開されていたはずの作品なので、まったく不運としかいいようがありません。結局3年たってなんとか公開にまでこぎつけましたが、やはり当時のビビッドさは失われてしまっていたのか、たいして話題にはなりませんでした。

 しかし、ジュニアさんは意外と演技力が高いと関係者の間では評判で、関西では毎年、カンテレ制作のドラマ『新・ミナミの帝王』で主演をやっていますが、これも関西ローカルなので、彼の芝居が全国区になることは少ない。今回の月9もそうですが、役者としての彼は、“持ってない”といわざるを得ませんね」

 芸人としてはすべりしらずでも、役者としてはすべりがちのようだ。
(文=藤原三星)

●藤原三星(ふじわら・さんせい)
ドラマ評論家・コメンテーター・脚本家・コピーライターなど、エンタメ業界に潜伏すること15年。独自の人脈で半歩踏み込んだ芸能記事を中心に量産中。<twitter:@samsungfujiwara

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