NEW

イチロー引退会見、話し始めた直後に中継終了→バラエティ告知の日テレに批判殺到

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
引退会見を行うシアトル・マリナーズのイチロー選手(写真:AFP/アフロ)

 日米の野球界で多くの功績を残してきたシアトル・マリナーズのイチロー選手の現役引退が3月21日に発表された。多くのファンが引退会見に臨むイチロー選手に注目するなかで、会見を中継した日本テレビの対応が波紋を呼んでいる。

 イチロー選手は昨年5月にマリナーズの会長付特別補佐に就任して以降、実戦から離れていたが、3月20、21日に東京ドームで行われたオークランド・アスレチックスとの開幕シリーズで復帰。21日の試合中に“第一線から退く意向”が報じられ、試合終了後にはマリナーズから引退が正式発表された。そして、日付が変わる直前の時間帯から記者会見が行われた。

 同時間帯に生放送を行っている日本テレビのニュース番組『news zero』は、番組終了間際に始まった会見の冒頭を中継した。着席したイチロー選手が数多くの報道陣に驚き「こんなにいるの? ビックリするわ」と笑う様子が映し出され、その後イチロー選手は「遅い時間にお集まりいただいてありがとうございます」とあいさつ。間を置きながら、「現役生活に終止符を打ち、引退することと……」と核心部分に入ったが、その瞬間にブツリと中継が途絶えてしまった。

 結局、中継は1分ほどで終了。真剣な表情で語り始めたイチロー選手の姿から一転して、画面はバラエティ番組の告知映像に。番組編成上の都合とはいえ、日テレの対応にインターネット上では「放送延長するぐらいの心意気を見せてほしかった」「レジェンドなのに扱いが雑すぎてヒドすぎる」「テレビの限界を見た気がする」「そりゃみんなネット中継に頼るよね」「思わずテレビの前で叫んだよ」といった反応が相次いだ。ちなみに、以降はBS日テレで会見が中継された。

 会見が深夜だったこともあり、中継対応は各局で明暗が分かれることに。会見直前に生放送の報道番組『NEWS23』が終了したTBSをはじめ、他番組を放送していたNHKとテレビ朝日は会見冒頭の中継に間に合わず。一方で、フジテレビは『FNNプライムニュース α』で、テレビ東京は『追跡LIVE!SPORTSウォッチャー』で中継を行った。ちなみに、『プライムニュース』の平均視聴率は6・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、前日、前々日の2%台から急上昇。深夜としては異例の高視聴率をマークしている。

 株を上げたのは、テレビ東京の福田典子アナウンサーだ。ネット上で「会見が見られない」という声が上がっているのを察した福田アナは、ツイッターで「番組放送枠自体が短い時間にはなりますが、CM挟んで、テレビ東京で今見られますよ…!」とツイートした後、ネット中継のリンクを投稿。その後、「言葉足らずでした。本来、テレビの人間が他局のことやネットメディアのことを書いてはいけないんでしょうけど、この時間にテレビではお届けできないので…イチロー選手の引退会見を見たいという皆様に拡散してくださいね」と補足したのだ。この行動に、「神対応」「臨機応変の鑑」と絶賛が相次いでいる。

 なお、日テレは会見前のマリナーズ対アスレチックス戦も放送していたが、21時前に中継は終了。以降はBS日テレ放送に移行したため、野球ファンは地上波でイチロー選手の最終打席および感動の交代シーンを見ることができなかった。延長措置を取ることなく後続のバラエティ番組を放送した日テレの対応に、タレントのデーブ・スペクターはツイッターで「イチローの野球中継を中断するほどの番組ですか?」と苦言を呈していた。

イチロー引退会見、話し始めた直後に中継終了→バラエティ告知の日テレに批判殺到のページです。ビジネスジャーナルは、エンタメ、イチロープロ野球メジャーリーグ国民栄誉賞日本テレビの最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!

Ranking
BJ おすすめ記事