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経団連、正副会長の平均年齢67歳で“無用の長物化”…トヨタもパナソニックも経団連離れ

文=編集部
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経団連も後任の適任者不在

 財界は、どこもかしこも人材難である。これは、という人材がいない。

 日本経済団体連合会(経団連)は今春、副会長6人が交代する。新たに内定した6人の出身企業は、前身を含めれば過去に副会長を出した企業ばかりで、“初顔”はゼロ。正副会長の平均年齢は、新任6人を含めると67歳。一番若くても63歳だ。

 18年5月に中西宏明・日立製作所会長が経団連会長に就任したが、“中西カラー”は今回の副会長の人選では出なかった。

「コマツは猟官運動をやらなかった唯一の企業。下馬評にも上がらなかったが、大橋徹二社長が副会長になった」(経団連の元副会長)

 経団連の会長は製造業出身者という“暗黙の内規”にいつまでもこだわってはいられなくなってきた。というのも「豊田章男・トヨタ自動車社長は経団連会長をやる気が、さらさらない」(トヨタ自動車の関係者)ことが大きい。パナソニックの津賀一宏社長も、「経営の立て直しに全精力を注いでいる。経団連どころではない」(パナソニックの元役員)ようだ。

 つまり、自動車・電機から“ポスト中西”が見当たらないのだ。もし、選出のルールにこだわるなら、次期経団連会長の有力候補は大橋氏と、同じく副会長に就く三菱ケミカルホールディングスの越智仁社長ということになるかもしれない。大橋氏は「異論を言えるし、明るい性格」(財界首脳)と評価されている。
(文=編集部)

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