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堀田秀吾「ストレス社会を科学的に元気に生き抜く方法」

スマホの自撮り行為だけで幸福感向上との研究結果…インスタ等へアップしなくても

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 なかなか自撮りで笑顔の写真を撮るのは、特に外出先だと、周りの目が気になって撮影しにくいでしょうが、クラフトとプレスマンによる棒状のものを口にくわえて強制的に笑顔の状態をつくってその効果を調べた実験などをはじめとした、これまでの数々の研究が示してきているように、無理やりにでも笑顔をつくると、作業が楽しく感じたり、ポジティブな気持ちが高まったりします。笑顔の自撮りでも同様の効果があるのも当然でしょう。

 他者を喜ばす写真を撮ったグループが家族や友人との関係が自身のストレスの軽減につながると感じるようになったというのは、そもそも他者のことを思った利他的行動ですので、対人関係にも配慮ができるようになっていくのも、うなずける気がしますね。

 多くの人は、携帯電話を身の回りに常備してあるはずなので、それで心の健康が保てるなら、毎日笑顔で自撮りというのを実践してみるのは悪いことじゃないでしょう。もちろん、自撮りが恥ずかしい人も、自分がうれしくなる物を撮るのも笑顔の自撮りほどではないにしろ、効果があるわけですから、そういうものを撮影しても良いのです。また、そうやって撮りためた素敵な写真をあとから見返すのも楽しいですよね。

 ちなみにSNSにアップロードするのは、承認欲求を満たすための行動ですから、ここでの話とは別になってきます。また、SNSの利用は、逆にさまざまなトラブルやストレスの原因となっているという調査もあるぐらいですので、くれぐれもお気をつけを。
(文=堀田秀吾/明治大学法学部教授)

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