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ソニー「プレステクラシック」が大コケ&“手抜き”で酷評の理由…動作遅延でプレイできず

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「内蔵されているソフトのラインナップの発表が遅く、いざ発表されてもユーザーが思っていたものと違ったので不満が上がっていました。また、これはSIEの責任ではないですが、アマゾンの予約がキャンセルできなかったこともブーイングが大きくなった理由のひとつですね。そして、いざ買ってみたら中身がひどい。過去のゲームを収録する際に使うエミュレータが自社開発のものではなく、オープンソースの無料エミュレータだったのです」(同)

 エミュレータとは、そのゲーム機専用のソフトウェアを実機以外のマシンで仮想的に稼働させるプログラムのこと。あくまでも仮想的にソフトを動かすものなので、エミュレータの性能によってゲームの“再現度”は変わってくる。

「商品の根幹をなすともいえるエミュレータを自社開発していないのはメーカーとしてのこだわりを感じさせないし、手抜きといっても過言ではありません。また、オープンソースの無料エミュレータのせいなのか、ゲームの遅延がひどいのです。内蔵ソフトの『GRADIUS外伝』では処理が追いつかずに自機が突然ワープするような現象が起き、数フレームの挙動が重要な対戦格闘ゲームの『鉄拳3』はカクカクした動きでまともにプレイできません。そうした悪評が発売と同時にゲームファンに知れわたり、一気に売れ行きが悪くなったのだと思います」(同)

 ゲームファンがこだわる部分を無視し、低コストで済ませた感が否めないプレステクラシックの不振は必然だったのかもしれない。一方で、そのオープンソースのエミュレータが一部のマニアには喜ばれているという。

「プレステ2復刻版」の実現は厳しい?


「オープンソースのエミュレータなのでハッキングが容易にできてしまうんです。そのため、自分が持っている昔のソフトをプレステクラシックに入れて遊べてしまう。ゲームマニアのなかには、お気に入りのソフトを入れたオリジナルのプレステクラシックをつくったり、ファミコンやメガドライブなどのソフトも遊べる“夢のエミュレータマシン”に仕上げて楽しんだりしている人も多いです」(同)

 一部のマニアには重宝されているプレステクラシックだが、やはり一般的には“失敗”の烙印を押されかねない状況だ。

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