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2019年4月9日、2024年(令和6年)度に新札が発行されるニュースが発表されて大いに盛り上がっているが、2021年(令和3年)度には500円玉も新しくなることはご存じだろうか? ここではどうして500円玉も新しくされるのか? その意外な理由を解説しよう。
500円玉が新しくなるのはズバリ偽造対策!

1999年まで使用された白銅貨の500円玉にそっくりな韓国の500ウォン硬貨。現在の価値は日本円の約1/10しかない
2019年4月9日、2024年(令和6年)度を目途に日本のお札が新しくされることが発表されたが、同時に2021年(令和3年)度には500円玉も新しくされることになった。それにしても、どうして500円玉がこのタイミングで新しくされることになったのだろうか? その理由はズバリ偽造対策である。
そもそも500円は世界的に見ても非常に高価な硬貨だ。そのため過去に何度か偽造事件が起きている。代表的なのは韓国の500ウォン硬貨偽造事件である。韓国の500ウォン硬貨は日本で1982年から1999年まで使われた初代500円玉に見た目も大きさもそっくり! しかも、材質まで同じ白銅であったため、少しだけドリルで削って重さを同じにすれば、自動販売機で500円硬貨に交換することができてしまったのである。当時の500ウォンは日本円で170円の価値しかなかったので、その差額を簡単に儲けられた。この事件を受けて、2000年には素材をニッケル黄銅に変更し、偽造対策が施された二代目500円硬貨が登場することになったのだ。
ちなみに、現在の自動販売機は、おつりレバーを押しても投入した硬貨がそのまま出る仕組みになっているが、それはこの500ウォン硬貨偽造事件対策のためなのである。
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