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松崎久純「ビジネスパーソンの自己啓発」

成功をつかむ人が実践する、年間カレンダー活用術…具体的スケジュールで夢を叶える

文=松崎久純/グローバル人材育成専門家、サイドマン経営代表

 まずは、この年間カレンダーを部屋の壁に貼って、じっくりと眺める習慣を持つようにしましょう。カレンダーには、必ずゴールデンウィークがあり、8月の夏休みの時期があって、12月の終わりまでが印刷されています。わかりきったことですが、あらためて眺めることで、1年という月日があることを実感します。年末までどんな1年になりそうなのか、よく考えながら見てみます。

 次に、1年の終わりに「どうなっていたいか」「どうなっていそうか」をイメージしてみましょう。何かを実現している自分、新しいことに取り組みはじめている自分、たとえば「英会話学校に通いはじめ、そこで彼女ができている自分」でもOKです。貯金の金額や家族との事柄なども含め、優先したいことを中心に考えてみましょう。

 そして、そうなるために1年のどの時期に、どんなことができそうかを書いてみます。1年という期間を現実的に捉えましょう。できそうなことには、どんなことがありそうでしょうか。

 事業を始めたければ、そのために何ができそうか、出世したければ、そのために何ができるか、1年でできることを過大評価せず、非現実的にならないよう注意することが必要です。

 たとえば、「報告書の書き方を覚える」という事柄であれば、おそらく1年のうちにマスターできますが、「専門分野の強化」というテーマを選んだときには、より大きなテーマですから、1年の間に取り組むべきことをうまく計画する必要があります。

 こうした作業を繰り返し行ってみましょう。じっくり考えるのは、おもしろい取り組みになるはずです。このように年間カレンダーを使って、1年のスケジュールを立てることを通じて、自分と向き合い、成功へのアクションを考え、行動しはじめましょう。
(文=松崎久純/グローバル人材育成専門家、サイドマン経営代表)

松崎久純/グローバル人材育成専門家

松崎久純/グローバル人材育成専門家

サイドマン経営代表

企業の海外赴任者や海外拠点の現地社員を対象にグローバル人材育成を行う専門家。サイドマン経営・代表。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科非常勤講師。著書に『好きになられる能力 ライカビリティ 成功するための真の要因』(光文社)、『英語で学ぶトヨタ生産方式 エッセンスとフレーズのすべて』(研究社)、『イラストで覚える生産現場の英語』(ジャパンタイムズ)など多数。

Twitter:@HardLifeEasy

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