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『ストロベリーナイト』視聴率4%台目前…竹内結子版への冒涜、「ストーリー理解できない」

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 二階堂ふみとKAT-TUN・亀梨和也がダブル主演を務める連続テレビドラマ『ストロベリーナイト・サーガ(ストサガ)』(フジテレビ系)の第2話が18日に放送され、平均視聴率は第1話から1.4ポイント減の6.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。

 拡大版だった第1話も7.8%と決して数字は高くなかったが、15.2%という高視聴率を記録した『緊急取調室3』(テレビ朝日系)の第1話と時間帯がかぶったという言い訳が成り立った。だが、今週はまったくかぶっていないにもかかわらず、やはり『緊急取調室3』(13.4%)の半分しか数字を取ることができなかった。単純に、ドラマファンにあまり支持されていないと考えたほうがよさそうだ。

 このドラマは、『姫川玲子シリーズ』と呼ばれる誉田哲也著の小説を映像化したもの。同シリーズは2010年と12年に『ストロベリーナイト』(フジテレビ系/竹内結子主演)としてドラマ化されており、今回の『ストサガ』では、竹内版で描かれたエピソードがいくつか描かれることになっている。

 そのうちのひとつが第1話であり、いきなり前作と比較されたことで「竹内結子のほうが良かった」と視聴者からこぞって批判を浴びる結果となったわけだが、フジテレビは第2話も前作と同じエピソードを描いた。正確には、第2話と第3話と言うのが正しい。前作ではラスト3話(9・10・11話)で描いた「ソウルケイジ」というエピソードを前後編に分けて放送することにしたのだ。

 このエピソードは、男性の左手首だけが発見され、彼が経営する工務店の床が血の海になっていたところから始まる。だがこの男性の遺体は見つからず、遺体なき殺人事件として姫川(二階堂)らが捜査に乗り出す。

 この後の展開は、非常にわかりにくい。原作を読んだ人でも「話が複雑だ」と評するエピソードであり、どんどん話が進んで行ってしまうドラマならなおさらのこと。視聴者からは「前作見てるのによくわからなかった」「原作読んでないから頭に入ってこなかった」「もう一回見返さないとよくわからない」といった声が続出した。筆者も、あまりにも話がよくわからなくて途中で理解するのをあきらめた。最後に衝撃的などんでん返しがあって後編に続くことになるのだが、その時点ではもうどうでもよくなっていたというのが正直なところだ。

 原作の読者や前作を見たことがある人なら、この事件のおおまかな真相は覚えているはず。忘れていた人も、“顔を見せない、明らかに怪しいホームレス”が登場した時点で、なんとなく思い出したのではないだろうか。それでも「よくわからなかった」という声が上がるのだから、これは脚本があまり良くなかったと言わざるを得ない。

 ストーリーのわかりにくさに加え、第2話は誰も活躍しなかった点でも、つまらない回だった。前編だから仕方がないと言えばそれまでなのだが、二階堂演じる姫川が取り立ててすごい能力を発揮するわけでもなく、ダブル主演のはずの亀梨はほとんど何もしないし、そもそも全然画面に映らない。たまに映ったかと思えば、およそ刑事らしくないチャラい髪型と細い眉毛ばかりが印象に残ってしまう。

 目立ったのは、関西弁全開で姫川につきまとうウザい刑事・井岡博満(今野浩喜)ばかり。この井岡刑事、本当にウザいだけでなんの役にも立たないから始末が悪い。せっかくお笑い芸人が演じているのだから、笑いを起こすボケ役であればまだマシなのだが、特にそういうわけでもない。なんのためにいるのかさっぱり意味がわからない登場人物になってしまっている。

 ストーリーもわかりにくく、登場人物の魅力を描き出すこともできず、ツッコミどころや笑いどころがあるわけでもなく、いったいどこを楽しめばよい作品なのかさっぱりわからないのが現状だ。このままでは視聴率が5%を切る可能性すらある。
(文=吉川織部/ドラマウォッチャー)

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