元モー娘。の鞘師里保がアップフロントを去り“新天地”を探したこれだけの理由の画像2鈴木愛理『あいりまにあ』(販売:主婦の友社)

元・℃-uteの鈴木愛理もライバル

 実際、アイドルがグループを卒業し、さらに事務所を離れる場合、なんらかのトラブルが見え隠れするケースも多い。

「元『ももいろクローバーZ』の有安杏果、元『でんぱ組.inc』の最上もがなどの場合は、所属事務所との関係悪化がグループ卒業の大きな要因となっています。鞘師についてもそういった背景を勘ぐる動きはあったようですが、実際にはそうではないでしょうね。そもそも退社後に、こうして今回の『ひなフェス』に出演していますし、旧所属事務所であるアップフロント側も、卒業も留学もすべて鞘師の意向通りに事を進めていましたから。だから、トラブルや関係悪化という可能性はまったくないと思いますね」(週刊誌記者)

 では、一体どうして鞘師はアップフロントを去ったのだろうか。

「いろいろな可能性が考えられますが、鞘師が進みたい方向が、アップフロントの得意な分野ではなかったということがあるかもしれません。それこそ、鞘師がダンサーになるのであれば、“芸能事務所”であるアップフロントが逆に足枷になってしまう可能性もある。体ひとつでフットワーク軽く、いろいろな場でパフォーマンスを披露するには、芸能事務所の看板がないほうがいいという考え方もあるでしょう」(前出・週刊誌記者)

 あるいは、アップフロントの人手不足を指摘する声も。

「アップフロントはかなりの大手事務所ではありますが、所属するタレントがとにかく多い。ハロプロだけでも60人ほどいて、7つのグループを抱えている。そのうえで、モーニング娘。やBerryz工房や、℃-uteなどのハロプロOGもいるし、ハロプロ以外のミュージシャンやタレントも多い。スタッフとしても手一杯なはずです。また、仮に鞘師を安室奈美恵のようなソロアーティストとして大々的に売り出すとしても、同じような立ち位置に元℃-uteの鈴木愛理という存在がいて、バッティングしてしまうという可能性もある。そういった事情も含めて、鞘師に十分なリソースを割きづらい状況があったのかもしれないですね」(芸能事務所関係者)

 つまり、“ソロアーティスト・鞘師里保”の成功をより確実なものにするために、アップフロントを離れたとも考えられそうだ。

 いずれにしろ、2010年代の女性アイドルブームにおける最重要人物のひとりである鞘師里保が、今後どのような形でその才能を発揮していくのかは、日本のエンタメ業界全体の関心事である。近い将来、再び輝くであろう鞘師に期待したい。
(文=編集部)

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