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武神健之「優良健康文化をつくるために」

GW明けに五月病にならないための過ごし方…4月にためた“心身の不調”の解消法

文=武神健之/医師、一般社団法人日本ストレスチェック協会代表理事
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 2つめは、自分に高い期待値をもつことは大切ですが、他人にまで高い期待を持たないことです。いうまでもなく、自分に高い期待値をもつことは大切です。だからといって、周囲に同様の期待値を持つことが正当化されるわけではありません。良好な人間関係を維持するためにも、期待する気持ちはあくまで自分にだけ向けるようにしましょう。

 自分に対する期待も、ときには柔軟に変えることも大切です。自分の心や体における不調の兆しに気付きつつも、それを打ち消すためにがんばってしまうのは、その期待値が、“高すぎる”可能性もあるのです。そのときは、ゴール設定を下げるべきかもしれません。

 4月に上記2点ができなかった人も、今年は安心です。

 長いGWの間、ぜひ気心の知れた人たちとの一緒の時間を計画してください。また、自己学習の遅れは、ある程度はGWで挽回できるかもしれません。

 仕事は短距離走ではなく、長距離走です。適度な自己管理と人間関係を保った上でこそ、長く元気に働き続け結果を出せるのだと思います。
(文=武神健之/医師、一般社団法人日本ストレスチェック協会代表理事)

●武神健之(たけがみ・けんじ)
医学博士、産業医、一般社団法人日本ストレスチェック協会代表理事。20以上のグローバル企業等で年間1000件、通算1万件以上の健康相談やストレス・メンタルヘルス相談を行い、働く人のココロとカラダの健康管理をサポートしている。著書に『職場のストレスが消える コミュニケーションの教科書―上司のための「みる・きく・はなす」技術 』(きずな出版)、『不安やストレスに悩まされない人が身につけている7つの習慣 』(産学社)、共著に『産業医・労働安全衛生担当者のためのストレスチェック制度対策まるわかり』(中外医学社)などがある

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