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「散らかしグセ」を治す! 脳の仕組みを理解してキレイな部屋を作る簡単習慣

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※画像はイメージ(新刊JPより)。

 普段から部屋が散らかりがちな人にとっては、10日間あった今年のゴールデンウィークは、家を掃除するチャンスだったはず。

 でも、連休ということで出入りが多いと部屋は散らかるものですし、家にいたならいたでやっぱり部屋は散らかるもの。結局片づかなかったという人は多いかもしれません。

「どうしても片づけられない」
「何回掃除してもすぐ元通り散らかる」

 という片付け下手な人にはどんな問題があるのでしょうか?

 作業療法士の菅原洋平さんは、著書『脳もデスクも超スッキリ! スゴい片づけ』(すばる舎刊)で、脳の性質を理解し上手に活用することで、ラクラク片づき、部屋も頭もスッキリする片づけの方法を紹介しています。

■片づけられない人が陥る「罪悪感のサイクル」

 菅原さんいわく、片づけられない人がきちんと片づけられる人になるために大切なのは「一気に片づけようとするのをやめる」こと。

 「一気に片づける」を理想にしてしまうと、それができなかった時に罪悪感を持ってしまいます。この罪悪感がクセ者なのだそう。

 罪悪感を持った時、脳の中の前頭前野という、物事の価値づけをする部位が活発にはたらきます。同時に「一気に片づける」ということをイメージできないうちに言葉だけで目標にしてしまうと、「もし一気に片づけることができたらどんなことが起こるのだろう」という期待感が生まれます。

 この期待感の正体は「ドーパミン」という神経伝達物質です。ドーパミンのはたらきによって「『一気に片づける』ことさえできればすべてが変わる!」というように、脳内で「一気に片づける」という行動の価値が高まっていきます。

 ただ、ドーパミンには「分泌が増える前にとった行動を強化する」という仕組みがあるそう。たとえば、「スマホを見ていたらいつの間にか時間がたってしまい、片づけができなかった」というような場合、「ドーパミンの分泌が増える前の行動」とは「スマホを見ること」になります。

 こうなると翌日以降も、片づけようとするとスマホを見る行動が促されてしまうことに。そしてまた片づけができずに罪悪感を持ち、「一気に片づけること」がますます理想化され、価値が高まってしまうのです。

 この罪悪感から始まるサイクルはアルコールやギャンブルなどの依存症になる仕組みと同じなのだそう。抜け出すには「一気に片づけること」ではなく「少しでも片づけること」をゴールにするなどして、「片づいた」という事実を積み上げていくことがポイントになります。

■思いつきで行動する人も、これならうまくいく!

 また、普段の生活から「片づけられる脳」を作っていくことも、散らかしグセを直すために有効だといいます。

 その秘訣は「一連の動作を最後まで完結させること」。脳には、限られたエネルギーを効率的に使うために、過去の動作をパターン化して、次に同じような動作をするとき、そのパターンごと体に命令する性質があります。

 片づけ習慣をすんなり身につけるコツは、「脱いだ靴はそろえる」「スマホを見たら充電器に戻す」「リモコンを使ったら元の位置に戻す」など、動作をきちんと完了させるクセをつけること。こうすることで脳に「元の位置に戻すこと」を作業の終わりと認識させることができ、行動がパターン化していきます。これにより、ふだんから意識しなくても、片づけ行動をすんなり身につけることができるのです。

 片づけに必要なのは意志の強さでも、几帳面さでもなく、脳の性質を知ること。『脳もデスクも超スッキリ! スゴい片づけ』には、ここで紹介したもののほかにも、脳の性質を活用した簡単な片づけの方法が多数紹介されています。

 連休に片づけができず、散らかしてしまって自己嫌悪……。という人は、自分を変えるために試してみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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