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渡邉哲也「よくわかる経済のしくみ」

米中貿易戦争、米国の真の目的…中国共産党崩壊と「海外技術コピー→締め出し」経済の崩壊

文=渡邉哲也/経済評論家

 また、今回の対中関税引き上げについては、北朝鮮問題もかかわっていると見ることもできる。北朝鮮の最大の後ろ盾となっているのは中国であり、北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐっては、中国にも大きな責任があることは明白だ。そのため、かねて米国は貿易交渉などの場でも中国に北朝鮮への対応を求めてきた。しかし、北朝鮮は国連安全保障理事会決議に違反するかたちで再び弾道ミサイル発射を強行し始めた。これが米国の対中姿勢に影響を与えた可能性も否定できないだろう。

 いずれにせよ、米国や日本が中国の国家資本主義に対抗するためのタイムリミットは迫りつつあった。だからこそ、米国はここで一気に強硬策に打って出たわけだ。そこに、この問題の本質があり、つまりは目先のカネの話ではないのである。
(文=渡邉哲也/経済評論家)

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『2019年 アメリカはどこまで中国を崩壊させるか:そして日本が歩む繁栄の道』 中間選挙でアメリカ議会は上院と下院で「ねじれ」状態になった。トランプ政権は民主党と共闘しやすい中国攻撃を加速させていく! 一方の中国は2019年に建国70年記念を迎えるため、メンツとして決して譲歩できない状態だ。2019年は欧州で英国のEU離脱、欧州議会選挙、日本では天皇陛下のご譲位、消費税増税など、国際的に大きなイベントが目白押し。加えて徴用工問題で韓国は墓穴を掘り、朝鮮半島情勢も混沌としていく! 米中は、世界は、アジアはどう変わっていくのか。日本の行方は? 気鋭のエコノミストが分析する! amazon_associate_logo.jpg

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