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広瀬すずをCM女王に押し上げたレオパレス21…施工不良問題収束せず、黒歴史化は必至か

文=藤原三星
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CM再開の見込みはナシ

 4年にわたって結末を引っ張られ続けた、広瀬すずによる“恋物語”の結末は確かに気になるところだが、とはいえレオパレス21のCMが再開される見込みは非常に薄いという。あるマネー誌のライターはこう語る。

「レオパレス21の施工不良問題はあまりにも規模が大きすぎるため、まったく収束する気配がありません。株価はストップ安を記録し、同社の2019年3月期の連結決算は最終損益が686億円の赤字。施工不良の調査はまだ半分残ってるので、今後の調査次第ではさらに不備が見つかる可能性も高い。いまだ経営危機状態からの脱却の見込みは立たず、工務店などの連鎖倒産も引き起こしかねない状況です。こんな状況であのCMが再開される見通しなど立つはずがないですし、広瀬すずの所属事務所がレオパレス21側に違約金を求めたという報道さえありました。その後どうなったのか、真相は定かではないですが、事務所としては、一刻も早く“黒歴史化”を図りたいのだと思いますね」

 現在、広瀬すずは、主演を務めるNHKの朝ドラ『なつぞら』が高視聴率を獲得中で、女優としてさらなる飛躍を遂げようとしている。“夢中で頑張る君へ~エールを~”送る必要は、今のところはなさそうだ。
(文=藤原三星)

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藤原三星(ふじわら・さんせい)
ドラマ評論家・コメンテーター・脚本家・コピーライターなど、エンタメ業界に潜伏すること15年。独自の人脈で半歩踏み込んだ芸能記事を中心に量産中。<twitter:@samsungfujiwara

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