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間違いだらけの化粧品選び…ケアは化粧水のみ、いくつも重ね塗り、頻繁に商品変える

文=ますだポム子/清談社
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 自分の肌との相性、継続利用ができるかどうかを見るためにも、化粧品を選ぶときは実際に手に取ってみるのが一番だという。

「化粧品はサンプルや試供品がありますし、 “プチプラ”と呼ばれる低価格なアイテムでも、ドラッグストアなどに行けばテスターが置いてありますから、実際に肌に付けてみるといいでしょう。肌への影響はもちろん、化粧品の感触やニオイなども確認して、使い心地が良く、長期的に『使い続けたい!』と思えるアイテムを選んでください」

スキンケアアイテムは、数も量も適切に

 自分の肌に合うアイテムが選べたら、次に重要なのが使い方だ。岡部氏が「勘違いしている人が多い」と警鐘を鳴らすのが、日々のスキンケアを化粧水だけで終わらせてしまう方法である。

「化粧水のあと、乳液やクリームなどの“油分”を補給しないと肌は十分に保湿されず、健康状態を維持できません。化粧水を大量につけたところで、単品では効果は薄いのです」

 だが、「油分はべたつくから」と足踏みしてしまう人や、「敏感肌だから何個もアイテムを重ねるのは怖い」という人もいるだろう。これらについても岡部氏は、「誤解している可能性があります」という。

「化粧品は日々進歩していますから、最近は不快なべたつきがあるアイテムは少ないです。気になる人は実際に手に取ってみることをお勧めします。敏感肌についても、もしかすると保湿が不十分なせいで肌の保護力が下がり、敏感肌になってしまっている可能性も考えられます。敏感肌や乾燥肌で悩んでいる人は、スキンケアアイテム、とくに油分を含む乳液やクリームなどのアイテムを見直すだけで解消する場合もあります」

 化粧品はそれぞれの働きを補う効果もあるため、1つだけでは満足な効果が得られない場合があるのだ。とはいえ、化粧品を多く使いすぎるのも注意すべきだという。

「いろいろな効果を求めて5つも6つもアイテムを塗り重ねる人がいますが、大量に使っても肌に浸透していかず、化粧品が本来持っている力を発揮しきれないことがあります。洗顔のあとは大体2〜3種、多くても4種類くらいのアイテムに絞って使うといいでしょう。その場合もメーカーの説明通りの規定の量を守って使ってください」

 時間がないビジネスパーソンには、オールインワンアイテムもお勧めだ。

「オールインワンの化粧水やジェルは、これ1つで水分も油分も補給できます。忙しくてスキンケアに時間を割けないという人は、ぜひ自分に合うオールインワンアイテムを探してみてください」

 長い目で見て、自分の生活に取り入れやすいかどうかも、化粧品を選ぶ際のポイントといえるだろう。
(文=ますだポム子/清談社)

●取材協力/岡部美代治(おかべ・みよじ)
ビューティーサイエンティスト、化粧品開発コンサルタント。山口大学で生物学を学ぶ。(株)コーセーや(株)アルビオンでの研究、商品開発、マーケティングを経て、2008年に独立。商品開発アドバイスや美容教育アドバイスなどを行うほか、講演、セミナー、メディアへの出演など様々な場で深い美容情報を発信している。

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