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ZOZO、資金難示す材料も…前澤社長所有分の同社株式9割が銀行担保に

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個人所有のZOZO株の87%を銀行へ担保提供

 資金難を示す懸念材料が出てきた。2月12日と22日、前澤氏は関東財務局に大量保有報告書を提出した。それによると、前澤氏個人が所有するZOZO株式の87%が、国内外の金融機関に担保として差し出されていた。担保提供先は三井住友銀行、野村信託銀行、みずほ銀行など7行だ。

 鳴り物入りで始めたPB事業は、スーツの発送費を回収することができなかった。さらに、利用者の支払いが最大2カ月後となる決済サービス「ツケ払い」を始めて、販売代金の回収期間が長期化。売掛金が増加し、18年末の現預金は82億円と18年3月末から7割近く減少した。

 金融機関は、前澤氏に保有株式を担保として差し出すことを求めたのだろうか。

 3月29日、三井住友銀行など3行と150億円を上限に借り入れができるコミットメントライン(融資枠)契約を結んだ。三井住友のほか千葉銀行と京葉銀行が参加。これにより運転資金を確保し、19年3月末の現預金の残高は216億円と持ち直した。

 ZOZOは18年5月に三井住友から240億円を借り入れている。同月、前澤社長から600万株を自社株買いで取得した。取得額は250億円に上った。1年もたたないうちに、こうした窮状に陥るなどとは、前澤氏は夢想だにしなかったことだろう。

株価上昇大作戦に市場は冷やか

 前澤氏は株価を引き上げるコツを心得ている。グローバルアパレルTOP10入り目標、PBゾゾブランドの10万着無料配布、さらにプロ野球への参入を表明するなど、話題づくりに長けている。知名度は、いつの間にか全国区となった。

 プロ野球への参入を表明した翌日(18年7月18日)のスタートトゥデイ(現ZOZO)の株価は、4875円の高値を付け、時価総額は1兆5192円と1兆5000億円を超えた。前澤氏は株式37.9%(18年3月31日現在)を保有しており、この時の株価で計算すると、同氏の保有株式の時価総額は5762億円となった。

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