『集団左遷』詐欺に遭いまくる銀行支店長（福山雅治）が“結局無能なだけでは”説広まる

　前回も“地面詐欺師グループ”に騙された片岡たちだったが、今回も“融資詐欺”に遭うことに。片岡の味方かと思われていた三嶋が裏切ったことで「まさかの詐欺師だったとは！だから、どこで融資を受けても一緒だったのね」「三嶋さんが裏切るとは…人って怖い」「三嶋さ～ん！？信頼という友情に涙したのに！」と、思わぬ展開に驚いた人が多かったようだ。

　一方で、次から次へと災難が降りかかってくる点は、日曜ドラマではお馴染みの池井戸潤氏原作のドラマに似ているところではあるが、銀行が2回も続けて詐欺にあうという点に関しては「非現実すぎ」「ひどいの一言」「二回も連続で融資詐欺に遭遇して、そしてまんまと引っ掛けるなんてありえんけど」「今日もまた詐欺回。というか調べなさすぎだろ」と、片岡が無能すぎるという声もあがっているようだ。

　ただ、このドラマの行き着く先は「廃店になるか」「支店として残るか」のどちらかであり、突拍子もない結末になることはないだろう。そういう意味でも、ゴールがわかっているということは、安心して見られるドラマである。それよりも、何度も詐欺に遭って支店を窮地にさらしてしまった片岡のほうが、店舗よりも先にクビを切られてしまうのではないかと心配だ。

　ドラマも折り返し地点を迎えたが、ここからどうやって追い上げていくのか、片岡のがんばりに注目していきたいところだ。
（文＝絢友ヨシカ／ライター）