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「尾野役の女優さん、演技うますぎ」「これだけ尾野が怖いのは、女優さんの演技力があるからだよね」というコメントも多いのだが、尾野を演じる奈緒は、まだ24歳の若手女優。テレビドラマ初出演は2013年ながら、18年のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』で主人公・楡野鈴愛(永野芽郁)の幼なじみ役に選ばれているだけに、確かに“注目の女優”である。
逆に、同ドラマで“演技力のなさ”が気になるのは浮田を父親のように慕っていた妹尾あいり役の大友花恋なのだが……今回は浮田とあいりの関係性やストーリーが良かったため、演技面は“見逃された”といえる。ネットユーザーは、批判するどころか「浮田さんが死んでしまってショック」「浮田さんには生きててほしかった」「あいりちゃん切ない。浮田さんのことで責任感じちゃうよね」「あいりちゃんを支えてくれる彼氏がいることがせめてもの救いだわ」「涙が止まらない」などと物語に夢中になっていた。
ところで、今回は一気に犠牲者が出てしまい、「こんなにバタバタと人が死んで、半年もつの?」という声も。もともと“毎週、死にます”がキャッチコピーではあるが、このペースで主要人物がいなくなるのであれば、後半は“推理メイン”になるのだろうか。
(文=美神サチコ/コラムニスト)