反社勢力への闇営業、今戦々恐々としている“次のターゲット”…会見で質問NG要請も

振り込め詐欺グループの忘年会でパフォーマンスをする宮迫博之ら

 吉本興業は、所属するお笑いコンビ・スリムクラブの真栄田賢と内間政成が暴力団関係者の会合で“闇営業”を行っていたとして、2人を無期限の活動禁止処分にした。吉本といえば今月24日に、詐欺集団へ同じく闇営業していたとして宮迫博之(雨上がり決死隊)や田村亮(ロンドンブーツ1号・2号)ら計11人の所属タレントを謹慎処分にしたばかりだった。さらにそれに先立ち吉本は、詐欺集団と芸人たちの仲介役を務めていた入江慎也(カラテカ)を契約解除処分としていた。

 闇営業とは、芸人が所属事務所を通さずに組織や個人からギャラをもらい仕事を受けることだが、吉本は多数いる所属タレントたちへのコンプライアンス指導の徹底など対応に追われている。テレビ局関係者は語る。

「芸人と同じく地方営業の多い演歌界でも、北島三郎や細川たかしら大物歌手と暴力団の交際疑惑がたびたび報じられてきました。演歌が衰退している原因として、噂レベルでも“黒い交際”がある人を出演させることに、テレビ各局がリスクを感じて二の足を踏む風潮があることも大きく影響していると感じます。

 1970~80年代には、演歌歌手がバラエティ番組などにも頻繁に出演して、芸人顔負けの話術や強烈なキャラクターで笑いを取っていましたが、そうした機会も減りました。ここまで芸人と反社勢力の関係がクローズアップされる事態となり、演歌界は戦々恐々としています。地方公演などの興行を仕切ってきた暴力団と演歌界は、切っても切れない関係にありますから」

 闇営業問題がヒートアップするなか、そんな演歌界もかなりナイーブになっているという。スポーツ紙記者は語る。

「今月28日に『まごころ募金コンサート』(日本音楽事業者協会主催)の記者発表会が行われ、伍代夏子、氷川きよし、森山愛子、秋元順子など人気演歌歌手たちが勢ぞろいしました。その会見直前、主催者サイドから報道陣に対し“コンサート以外の質問をすることはNG”というお達しが出たのです。具体的な理由は説明されませんでしたが、当然ながらこの日、報道陣は反社勢力への闇営業問題について質問するつもりだったので、不満げな様子をみせていました。相手が音事協とくれば、テレビ局やスポーツ紙はその要求に従うほかありません。音事協に所属している有力芸能事務所を敵には回したくないですからね」

 そして反社との交際問題をめぐっては、芸人の次は演歌歌手がターゲットになるだろうと週刊誌記者は語る。

「歴史的に暴力団と演歌界が密接な関係にあったというのは、否定しようがありません。今、各週刊誌のもとには芸能人の闇営業に関する情報が続々と寄せられていますが、そのなかには演歌歌手に関するものも紛れ込んでくるでしょう。演歌歌手の疑惑が世間を賑わすようになるのは、時間の問題です。心当たりのある歌手や事務所関係者たちは今、内心ヒヤヒヤしているかもしれませんね」

 芸能界と暴力団の関係は、古くて新しい問題といえそうだ。

(文=編集部)

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