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木村拓哉が「平成の連ドラ平均視聴率」上位5作品を独占!キムタク最強説はいつまで続くか

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『ロング バケーション Blu-ray BOX』(販売:ポニーキャニオン)。この作品から“キムタク伝説”は始まった。

 ジャニーズ事務所が生んだ“最強の俳優”といえば、もちろん木村拓哉。ウェブメディア「シネマトゥデイ」が先日報じた「平成の連ドラ平均視聴率トップ10」では、『HERO』(2001年、フジテレビ、34.3%)、『ビューティフルライフ』(2000年、TBS、32.3%)、『ラブジェネレーション』(1997年、フジテレビ、30.8%)、『GOOD LUCK!!』(2003年、TBS、30.6%)、『ロングバケーション』(1996年、フジテレビ、29.6%)と、キムタク主演作が上位5作品を占める結果に(すべて関東地区、ビデオリサーチ調べ)。

 キムタクは、まさにジャニーズが誇る国民的俳優として平成時代を駆け抜けたわけだが、一方で、彼に取って代わるほどのジャニーズ俳優は長らく出現していない。これだけジャニーズ俳優が多いのに、なぜキムタクは最強であり続けられるのか? あるテレビ局のドラマ班プロデューサーは次のように分析する。

「平成の連ドラ平均視聴率トップ10の上位5作品を占めたキムタク主演作は1996年~2003年に集中しており、まだスマホがなかった時代。つまりまだギリギリ、テレビが娯楽の中心にいた時代であり、今と比べれば視聴率が獲りやすかったことは事実でしょう。それでも、上位5作品を占めるというこの視聴率は驚異的。ちなみに平成の連ドラ最高視聴率は『半沢直樹』(2013年、TBS)の最終回で42.2%でしたが、オンエアされていた時期にはすでにスマホやSNSが一般化し、テレビが視聴率に苦しむ時代に突入していました。

 逆にいえば、この時代においても、いい作品と出会い、視聴者の心を鷲掴みにするような芝居を見せられる俳優がいれば、キムタク作品を抜くことは可能なはず。しかし、キムタク以降たくさんのジャニーズ俳優がデビューしているものの、嵐のメンバーですらキムタク作品を超えられないということは、それだけ木村拓哉が圧倒的な国民的俳優だということの証左なのでしょう」

“何を演じてもキムタク”という安定感

 また、“キムタク最強説”を裏付ける要因として、「これほどまでに連ドラにこだわり抜いた俳優はいないから」と語るのは、ある芸能関係者だ。

「2000年代前半に連ドラで天下を獲り、映画出演のオファーも相当な数が来たそうですが、当時のマネージャーの飯島三智さんがそれを許さなかったといいます。木村さんもそれに同意し、年に1回の連ドラ主演作品に集中していたそうです。俳優という職業は『役が来るのを待つ仕事』などともいわれますが、木村さんの場合は、年に1回の主演作を『自ら獲りにいく』という印象。毎回、制作サイドとディスカッションし、今回はどの職業モノでいくかを決め、相手役や脚本にも口を出し、とにかく高視聴率を狙う。そのせいで『何を演じてもキムタク』などとも揶揄され続けてきましたが、逆にいえばその安定感こそが高視聴率のキモだともいえる。テレビ局側も当然視聴率が欲しいから有能なスタッフをキムタク作品にぶつけてくるわけで、おのずと名作が生まれるような構造が存在したのです」

 確かにキムタクの出演作を振り返ると、連ドラで高視聴率ドラマを量産していた時期は、映画に一切出演していない。

「連ドラに集中して映画出演をセーブし続けた結果、連ドラで天下を獲ってから初の映画主演作である『武士の一分』(2006年、監督/山田洋次)は興収40億円超えの大ヒット。続く主演作『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(2010年、監督/山崎貴)も興収40億円超えを果たし、映画俳優としてもその名をとどろかせることとなりました。近年の連ドラ主演作は平均視聴率が15%前後と、往時と比較すればさすがに低調ですが、SMAP解散後も映画『検察側の罪人』(2018年、監督/原田眞人)が興収30億円弱、映画『マスカレード・ホテル』(2019年、監督/鈴木雅之)が興収37億円超えと、十分にヒットといえる作品を量産しています」(前出の芸能関係者)

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