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CDやDVDのレンタル事業を中心に全国チェーン展開している「TSUTAYA」だが、2017年頃から店舗の閉店が相次ぎ、その存続を心配する声が続出している。
もとは1983年にオープンした大阪・枚方市の書店から始まったTSUTAYAだが、90年代頃から全国に店舗を展開し始めたのはCD・DVD(それ以前はVHS)のレンタル事業の功績があってこそ。TSUTAYAが業績を大きく伸ばしたのは、世界的にアナログからCDへと切り替わったタイミングであり、うまくニーズにマッチしたことで、誰もが知る大規模チェーン店へと成長していったのである。
こうして順調に全国展開してきたTSUTAYAが、多くの店舗を閉めることを余儀なくされている――その背景について、経済評論家・加谷珪一氏に聞いた。