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石徹白未亜「ネット依存社会の実態」【アプリ四季報 2019年1~3月】

吉野家とケンタッキーのアプリ利用者が増加している理由…“クーポンのハブ”化するスマニュー

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――以前、18年4~6月期を象徴するアプリに「セブン-イレブン」を挙げていただきました。このときも、アプリそのものの機能は割引クーポンなど取り立てて目新しくないものの、急激にユーザーを増やしたのは「アプリの紹介をメインにしたテレビCMを積極的に打ったから」でしたよね。こうしてみると、「テレビ離れ、テレビからネットへ」という論調もありますが、「テレビ見つつ、スマホ見つつ」という層は厚いですね。

 また、グラフを見ると、そもそも利用者の母数はスマートニュースが圧倒的に多いんですね。

岡田 やはり、ニュースアプリは場所を選びませんからね。すかいらーくグループのガストやケンタッキー・フライド・チキン、吉野家は全国的な展開をしている大型チェーンですが、それでも生活圏内に店舗がない方も少なくないでしょうから。

 また、スマートニュースのアプリを入れておけば、さまざまな飲食店のクーポンのハブになってくれますから、個々の飲食店のアプリは入れない、という選択をするユーザーもいるかと思います。

――私はエントリー型の安いスマートフォンを使っているのでスマホの容量に余裕がないんですよね。そういう人にとっては、あれこれ導入しなくていい「クーポンのハブ」があれば便利ですね。

「令和」もスマホの通知で知る人が続出?

日影耕造氏(以下、日影) その他のアプリのトピックとして、時期的に今回の対象となる1~3月からはずれてしまうのですが、19年4月1日に新元号「令和」が発表された瞬間の動きについても、当社のオウンドメディアで調べています【※1】。

 まず、当日の政府からの配信状況ですが、ツイッター、フェイスブック、ユーチューブ、インスタグラムには政府の公式アカウントがあり、そこからライブ配信をしていました。ほか、主要なインターネットメディアとしては「AbemaTV」と「ニコニコ生放送」が生中継をしていましたね。

――昭和から平成になったときは、これらのサービスはすべて存在していなかったというのが感慨深いですね。

日影 4月1日は月曜日で、新元号の発表は11時台でした。図2が、通常の月曜日と元号が発表された4月1日のツイッターの時間帯別利用者の比較です。発表があった11時台は通常の1.66倍と、平日の午前中としては異例の利用者数を記録しました。

図2

 また、「ヤフーニュース」をはじめ、多くのニュースアプリがプッシュ通知で「号外」を出していましたね。

――「通知」によって、スマホで新元号を知った人も多いでしょうね。

日影 新聞の号外も発行されましたが、速報性ではアプリに分がありますよね。紙の号外は記念品やコレクターアイテムというふうに、意味合いが変わったのだと思います。
(構成=石徹白未亜/ライター)

【※1】
新元号「令和」発表の瞬間をアプリで生配信 実際にどれくらいの人がアプリを使ったのか?』(App Ape Lab)

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