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芸人も犠牲者?吉本興業、闇営業蔓延の裏に“多額マージン抜き&仕事分配不足”問題

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宮迫博之のTwitterアカウントより

 反社会的勢力のパーティーに芸人仲間を仲介し、吉本興業から契約解除となった入江慎也(カラテカ)による闇営業問題。パーティーに参加した宮迫博之(雨上がり決死隊)の謝罪文が話題となる一方で、他の芸人からは闇営業を容認するような発言が相次いだ。

 6月7日発売の「FRIDAY」(講談社)がスクープした闇営業問題で、入江は同日更新のツイッターに謝罪文の画像を掲載。闇営業の事実は認めたものの、「詐欺グループの忘年会であるとは本当に知りませんでした」と釈明している。

 また、パーティーへ参加した芸人のひとりとして名前を挙げられた、宮迫にも批判が噴出。宮迫も入江同様、ツイッターに謝罪文を画像で投稿し、文面には「知らなかったとはいえ、後に逮捕されるような輩が集うパーティーに最年長の身でありながら気づく事も出来ず、出てしまった自分の認識の甘さ、脇の甘さを痛感し反省しております」と綴られていた。

 しかし、画像の左隅にLINEの背景らしき模様が写り込んでいたことなどから、第三者が作成した文章を流用しただけではないかと指摘され、ネット上では「誰かが『使ってください』と用意した文章ですよね。本気で謝罪するつもりあるんですか?」「ここまで仕事に対する信念がない人だとは思わなかった」など批判が続出。疑惑を受けて宮迫は、「ツイッターで長文を乗せる方法が分からず、勧められた方法で載せたら、コピペってやつに思われてしまった。アナログ人間ですいません」とあらためて謝罪している。

 他方、闇営業について言及する芸人も相次いでいる。芸人のキートンはツイッターで「ちゃんと仕事、営業を入れて、ちゃんとしたギャラが振り込まれたら、闇営業なんて行かねーよな」と、仕事がない状況を生み出している事務所を暗に批判。続けて「仕事は入れない、自分で取ってきた仕事に色々言われる、生活できない、そんな吉本芸人は山ほどいる。そこに闇営業の話がきたら、心が揺らぐわな」と綴り、闇営業を行う芸人たちを擁護した。

 また「闇営業が原因で吉本興業から契約を解除された」と報じられている楽しんごは、インスタグラムの動画機能「ストーリー」で「闇営業なんてみんなやってる」と発言。

 だが、芸人たちの言い分に、ネット上では「闇営業をしないと生活できないという仕組みが、そもそも問題なのではないか」「“みんなやってる”からといって、ルールがある以上、自分もやっていいという理屈にはならない」「楽しんごの発言からすると、芋づる式で芸人の闇営業問題が出てきそう」といった意見が飛び交っている。

 キートンや楽しんごのコメントからすると、お笑い芸人の間では“公然の秘密”として闇営業が行われているようにとれるが、実際のところはどうなのか。

「闇営業は、多くの芸人が行っています。今回の問題は、反社会勢力とつながっていた点にありますが、闇営業を行っていれば、そのようなリスクは常に伴うといえます。ほかの事務所でも程度の差こそあれ、闇営業を行っている芸人はいるはずです。ただ、吉本興業については、他事務所と異なる事情があり、闇営業に染まりやすい土壌があるのです。

 吉本興業は、マネージャーが不足しているため、芸人たちに十分に仕事を割り振れていません。芸人にしてみれば、実力に見合った仕事をもらえないという不満を抱えています。また、よしもと芸人が給料が安いことをよくネタにしていますが、実際に吉本は多くの中間マージンを抜くので、芸人に渡るギャラは少ないといわれています。このような状況から、芸人たちにしてみれば、事務所を通さずに自らギャラを得られる闇営業を行うのは必然といえるのかもしれません」(芸能記者)

 さらに、松本人志(ダウンタウン)は、宮迫らがパーティーには出席したが報酬は受け取っていないと釈明していることについて、「(ノーギャラは)正直言うと、ないと思いますね。何らかのお金は受けている」との見解を示し、物議を醸した。

 入江を解雇し、パーティーに参加した芸人たちを厳重注意処分として幕引きを図った吉本興業だが、事件の余波はまだ収まりそうにない。芸人たちの発言が今後も注目を浴びそうだ。
(文=編集部)

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