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コンビニ店舗、異次元の過剰状態に…“共食い”地獄でFCオーナーの利益ジリ貧

文=沼澤典史/清談社

配送サービスではアマゾンもライバルに

 起死回生の一手となるかもしれない配送サービスだが、懸念事項もある。

「配送費がかさみ、各社ともうまく利益が取れていません。現在、中国では都市部を中心に自転車を利用したサービスが盛んですが、現状は配送員の時給が非常に安いので成り立っています。日本では、システムを充実させるだけでなく、コストを重視していかにバランスを取っていくかが重要になってきます」(同)

 出店形態を変えていき、かつ配送サービスにも注力していくコンビニ業界。そこには、もちろん大きなライバルが存在する。

「オフィスを攻めるならば、すでに自動販売機を設置しているコカ・コーラやサントリーなどの飲料メーカーがライバル化します。配送サービスではアマゾンなどがひしめいていますし、食品スーパー大手のライフとアマゾンの提携も発表され、スーパーも力を入れているので、なかなか隙間はなさそうです」(同)

 誕生から約45年を迎えたコンビニ業界。「社会インフラ」ともいわれるほど欠かせない存在となったことは確かだが、現在のジリ貧といもいえる状況を打破することはできるのだろうか。
(文=沼澤典史/清談社)

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