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「ひとみん(hitomiの愛称)は2004年頃にメイドカフェができ始めた頃に開業した老舗『@ほぉ~むカフェ』のメイドとして働き、抜群に可愛かったルックスもあり、人気が出始めました。お客さんとメイドの距離をぐっと近づけるという今のメイドカフェのシステムをつくったのは、ひとみんといえるのではないでしょうか。
当時、まだ“萌え”という言葉が一般的ではなかった頃、料理や飲み物に対して『萌え萌えキュン』というおまじないをかけるというサービスも、ひとみんがやり始めたものです。その後、“萌え”という言葉は世間に広まり、流行語大賞に選ばれるまでになりました。プロのアイドル同様、とにかくひとみんはプロのメイドを徹底していて、たとえば“男の影”などを見せたりすることは絶対にありません。まさにプロ中のプロです」
番組終了後、SNS上などでは、
「メイドカフェの特殊なイメージが変わった」
「お嬢様として行ってみたいと思った」
「自分の仕事をがんばろうと思えた」
など、大反響を呼んでいるようだ。
番組ではhitomiさんが「プロフェッショナルとは何か」との問いに対し、「同じことを飽きることなく続けられる人。そしてその一つのことを磨き続ける人」と述べていた。hitomiさんの著書『たった7坪のテーマパーク』(KADOKAWA)を一読してみれば、サービス業に関わる人に限らず、仕事に新たな楽しみを見いだせるかもしれない。
(文=津田土筆)