
先月、元KAT-TUN・田口淳之介が大麻取締法違反で逮捕され、図らずも所属タレントたちの挙動に世間の目が向けられる事態に見舞われたジャニーズ事務所。田口は3年前にジャニーズを退所しているとはいえ、かつて人気ジャニーズグループのメンバーだったという事実が消えることはない。
「テレビ各局の報道・情報番組にはジャニタレがキャスターを務める番組が多く、それぞれが田口を非難するコメントを出しました。たとえば『シューイチ』(日本テレビ系)でKAT-TUNの中丸雄一は、『ファンの人たちも裏切る行為だということを、彼はわかっててやっていたのかと聞いてみたい』と、かつての盟友を厳しく糾弾しています」(テレビ局関係者)
こんなときこそジャニタレが一丸となって、事務所を盛り立てていかなくてはいけないところ。しかし最近、事務所内にはある異変が起きているという。
「現在の事務所の事実上のトップである藤島ジュリー景子副社長と、ある幹部タレントの間に“すきま風”が吹いているようなんです」と語るのは、あるジャニーズ関係者だ。
「その幹部タレントとは少年隊の東山紀之です。ヒガシといえば、いわずと知れた事務所の幹部候補。ジュリーさんの母親でヒガシを寵愛していたメリー喜多川副社長は、ヒガシとジュリーさんを結婚させて、ヒガシに事務所を継がせるつもりなのではないかと、かつては業界内でも噂されていました。しかし、結局、ジュリーさんは2004年に広告代理店に勤める一般男性と結婚。一方、東山は10年に女優の木村佳乃と結婚し、2人の女児も誕生しています」(芸能事務所関係者)
そんなジュリー氏と東山に、何があったのか。
「SMAPの木村拓哉も工藤静香と結婚してから、信頼関係のあった元SMAPマネージャーの飯島三智さんと決別したように、やはりパートナーができると関係は難しくなる。今はヒガシとメリーさんとの間にはほとんど交流がないようで、後輩たちの面倒見がいいヒガシには、後輩育成に興味が薄いメリーさんの経営方針について思うところがあるようです。とはいえ今さらお互いのやり方に口を出すのは難しい関係になってしまった。そんなことから、経営者トップとタレントのトップの関係がギクシャクしている。それが事務所の士気を下げる要因のひとつになっているんです」(同)
令和を迎えますます発展していかなければいけないジャニーズだけに、内部の引き締めが必要なのだが……。
(文=編集部)