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富と名誉を享受し、責任は回避――韓流アイドルたちの暴走【中編】

歌手のチョン・ジュニョン、スンリらと“性暴行”を共有…なぜ韓国アイドルは暴走するか

取材・執筆=Dan Ryu【韓国紙記者】、翻訳・構成=河鐘基
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歌手のチョン・ジュニョン、スンリらと“性暴行”を共有…なぜ韓国アイドルは暴走するかの画像22012年に発売されたパク・チニョンのファーストミニアルバム『Spring』(韓国版、発売はJYP Entertainment)

ビックバンが所属するYGは“薬局”

 ちなみに、韓国大手芸能事務所のひとつで、歌手のパク・チニョン氏が運営するプロダクション「JYP」は、事件や事故を起こさないことで有名だ。パク・チニョンは自身が教育する練習生たちに、性教育や倫理教育を徹底させる。業界ではこれまでその様子が不思議がられていたが、最終的にJYPとパク・チニョンは勝者となった。周囲で悪質な事件が起これば起こるほど、JYP人気は高まっている。これは、ヤン・ヒョンソク率いるYG(ビッグバンの所属事務所)とは正反対だ。YGは現在、「薬局」(Yak Guk、薬物を売る場所という意味)という呼称で揶揄されるまでに落ちぶれてしまった。

 身体は大人なのに、頭や心は子どものまま。一方で、企業や視聴者もそんな“頭の幼い”芸能人を「美や富の象徴」としてもてはやす。結果、アイドルや芸能人は勘違いするしかない。そうして、犯罪が起こるべくして起こる。ここでアイドルたちだけを責め立てるのは、少し酷かもしれない。芸能人は人気がすべてだ。教育を行わない芸能事務所を認めないなど、社会の側から圧力をかけていくしか問題の解決には繋がらないのかもしれない。
(取材・執筆=Dan Ryu【韓国紙記者】、翻訳・構成=河鐘基)

【前編】「ビッグバンのスンリ、偉大なる実業家からの転落…韓国社会にはびこる性接待、警察との癒着」はこちら

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