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九州豪雨、最高レベルの警報の可能性…長靴よりひも付き運動靴で避難を、車の利用は要注意

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「平成30年7月豪雨」の被災地の様子(写真:AFP/アフロ)

 気象庁は7月3日に緊急会見を開き、日本付近に停滞している梅雨前線の活動が一段と活発化していると発表した。すでに九州では記録的な大雨となっており、早めの避難・安全確保を訴えている。

 気象庁の黒良龍太主任予報官は、会見で「4日夜にかけて西日本と東日本では、局地的に猛烈な雨や非常に激しい雨が降って大雨となる見込みです。非常に激しい雨が同じような地域で数時間続くような場合には、大雨特別警報を発表する可能性もあります」とコメント。また、「自分の命、大切な人の命を守るために、特別警報の発表を待つことなく、早め早めの避難、安全確保をお願いします」と呼びかけた。

 大雨特別警報は昨年の西日本豪雨の際にも出されており、大雨警戒レベルのなかでもっとも危険性が高いレベル5の「命の危険」を示す情報だ。そのため、国は自治体が避難勧告や避難指示を出すレベル4の段階で避難するように求めている。

 気象庁が3日に発表した資料によると、予想される24時間雨量(4日6時まで)は九州南部で350mm、九州北部地方で300mm。「大雨が警報級となる期間」について、九州南部・四国地方が4日24時まで、九州北部地方が4日12時までとされている。すでに先月28日の降り始めからの雨量は宮崎県えびので1000mmを超えており、南さつま市では川が決壊するなどの被害が出ている。地域によっては、3日から4日にかけて1日で平年1カ月分以上の雨が降る恐れがあるという。

 また、危険性を高めると懸念されているのは、雨のピークが満潮の時刻と重なることだ。「ウェザーニュース」によると3日、鹿児島は20時06分、志布志は19時23分、阿久根は20時50分に満潮を迎え、鹿児島では13時39分の干潮時に比べて潮位が3m近くも高くなるという。潮位が高くなれば川の水が海に流れにくくなり、増水の危険が増すことになる。今後は、河川の増水や氾濫、雨の排水が滞ることによる浸水被害などに特に警戒が必要だという。

 3日15時半の時点で、鹿児島県と宮崎県の9市2町の45万4175世帯、96万5526人に避難指示が出ており、安倍晋三首相は救援活動のために自衛隊約1万4000人が即応体制を敷いたことを明らかにしている。

 避難する際に気をつけるべきことは何か。国土交通省の「川の防災情報」によると、一般の家屋では、浸水深が50cm未満の場合は床下浸水、50cm以上になると床上浸水する恐れがあるという。

 避難所などへの移動に自動車を使うケースも考えられるが、車内も安全とはいえない。浸水深が10cm以下では問題なく走行できるが、10~30cmではブレーキ性能が低下し、クルマを安全な場所に移動させる必要が出てくる。30~50cmになるとエンジンが停止し、クルマから退出しなければならない。50cm以上になると車体が浮き、パワーウィンドウの場合は車内に閉じ込められてクルマとともに流されてしまう可能性もあるという。

 また、「避難の際に注意すべきこと」として、「長靴よりひも付き運動靴で避難しましょう」と注意喚起している。

 九州地方はこの10年を振り返っただけでも、「平成21年7月中国・九州北部豪雨」「平成24年7月九州北部豪雨」「平成29年7月九州北部豪雨」などに見舞われている。「平成24年7月九州北部豪雨」では河川の氾濫や土石流が発生し、死者30名・行方不明者2名となったほか住家被害(損壊・浸水)も1万3263棟に及んだ。

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