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京アニ、凄惨な現場写真が語る「史上最悪の殺人事件」…なぜ一瞬で建物全体に炎?

写真・文=粟野仁雄/ジャーナリスト

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 青葉容疑者は病院で意識不明に陥り聴取ができないが、警官に「小説を盗みやがった」と話したという。「パクられた」とは剽窃のことなのか。しかし、今のところ、青葉容疑者が小説などを書いていたという情報はないという。 同容疑者は自宅アパートでも近隣トラブルが絶えず、コンビニ強盗事件を起こして懲役刑に服役していた。精神疾患の可能性もあるという。

 京都では「社長を出せ」と叫んでいたのを聞いた男性がいるが、それならなぜ宇治市の本社に行かなかったのか。本社と製作工場が離れていることも知らなかったのか。それでも、普段施錠している工場の玄関が、この日は来客のために開放されていたことを知っていたのか。

 同容疑者は京アニに勤務していた経歴はない。八田英明社長は「数年前から死ねとか、殺人(予告)メールみたいなのが会社にもあった」と話すが「青葉容疑者の名は聞いたことがない」と首を傾げる。

 京都府警は現住建造物等放火と殺人などの容疑で捜査している。府警は20日、青葉容疑者について逮捕状を取ったが、回復を待って逮捕する方針だという。植田秀人本部長が現場に花束を供えに訪れ、「事件の重大性に鑑みて」として、逮捕しないうちに青葉容疑者の名を公表するという異例の措置を取った。

「犯人の意識不明は麻酔の投与のし過ぎでは」という噂まであるが、20日に京都の赤十字病院から、火傷専門の治療施設がある近大附属病院にヘリで運ばれた。一方、遺体の状況から判別が難しく、犠牲者の名前もまだ公表されていない。解明には時間がかかる。

(写真・文=粟野仁雄/ジャーナリスト)

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