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道明寺美清「人生は大逆転できる!」

元祖マネーの虎・南原竜樹氏、年商100億円→ホームレス→再び年商100億円に大復活!

文=道明寺美清/ライター
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目指すところは人とは違う

 ゼロに戻った南原氏だが、過去の業績から見れば南原氏に並外れた能力があることは周知の事実であり、いくつかの会社から誘いがあったという。

「年収3000万円で来ないかと誘ってくる会社もありました。だけど、僕が目指すところは違うっていう漠然とした思いがありました。ゼロになったらまた始めればいいだけのこと、再起できる自信がありました」

 普通なら年収3000万円と言われれば心が動きそうなものだが、南原氏の目指すところは人とは違ったようだ。

「一度はゼロになりましたから、最後はインターネットで机や椅子まで売りましたよ。完全にゼロになって、何もないところでもできることはないかと考えて、思いついたのが『人材派遣』です。事務所に電話とパソコンがあればできるので、お金がなくても始められました。タイミングも良く、需要もありうまくいきました」

 息を吹き返した南原氏は、レンタカーや出版、飲食事業など幅広く手がけ、現在はローバー倒産前の年商100億円を上回る勢いだ。大復活を遂げた南原氏に成功の秘訣を聞いてみた。

「秘訣なんてものはありませんが、僕は成功も失敗もすべては『自分』だと考えています。成功すれば次のステップへ進むし、失敗したとしても自分の責任。ただ、あきらめないことです」

自分を支えるのは自分の体

 現在の南原氏が力を注ぐ事業のひとつに、ジム事業のコンサルタントがある。

「かつては私が展開したジム事業ですが、現在は友人が運営しています。その縁でコンサルもしています」

 トレーニングが習慣になっているという南原氏は、スーツを着ていても筋肉がわかるほど引き締まっている。そのトレーニングは理論立ったものだという。

「トレーニングは、目的を明確にすることと、いつ、どんなふうに行うかということが大事。ただジムに行って目的もなく、負荷もかけないようなトレーニングをだらだらとやっても効果は出ません」

 そう言い切る南原氏は、短時間で効果が出るように負荷をかけ、可動域の違いでどの筋肉に効くかということを考え抜いたトレーニングを行っているという。

「私は、ゴルフで300ヤード飛ばせるんですが、これはゴルフを意識して鍛えるべき筋肉に効くようにトレーニングを重ねた結果です。ゴルフには背中全体、ハムストリングス、ふくらはぎといった体の後ろ側の筋肉を鍛えることが効果的なんです」

 南原氏のトレーニングについての知識はトレーナーに勝るほど深い。普段から体脂肪12%程度をキープし、トレーニング強化時には体脂肪8%を切ることもあるという。トレーニングの効果が最大限に出るよう、食事管理も怠らない。

「その日の自分の体に何が必要かを第一に考え、食事内容を決めています。トレーニングを強化した日はタンパク質を多く摂ります。会食などで思うように摂れない日はプロテインで補ったり、炭水化物も必要なときには摂ります。トレーニングの前に適度に炭水化物を摂ることで馬力が出て、負荷を大きくして回数を少なくするといった効率の良いトレーニングができます」

 南原氏にとって食事は、単に何が食べたいかという「欲求」ではなく、何が必要かという「計算」なのである。

「トレーニング強化のビフォー・アフターの写真撮影時には、おにぎりを10個食べました。炭水化物で糖質を補給すると筋肉が張って引き立ちます」

 南原氏の言葉通り、圧倒的な筋肉美が引き立つ写真となっている。南原氏を見ると、「健全な精神は健全な肉体に宿る」との言葉は本当だと感じる。現在は、海外から日本への人材派遣業を手がけ、世界を駆け回る日々だという。南原氏は今後、さらなる活躍を見せてくれるだろう。
(文=道明寺美清/ライター)

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