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「松本としては純粋に吉本という会社を正常化したいという思いから、自ら動いて情報も発信しているというのは理解できますが、松本にとって大崎会長含めた今の経営陣は“仲間”であり、あくまで大崎会長らが残って会社を変えていくという考えです。そして当然ながら、松本と公私ともに交流が深い今田耕司、東野幸治、千原ジュニア、ケンドーコバヤシをはじめとする松本派の芸人たちも、その考えに従うでしょう。
一方、加藤や友近をはじめとする、“大崎会長=松本ライン”ではない芸人たちからすれば、大前提として現経営陣こそが元凶であり、その経営陣の刷新なくして改革はあり得ないという考え。そこが松本らのスタンスと根本的に違う。
今、吉本芸人たちがテレビやSNSで積極的に自分の考えを表明して議論が沸いていますが、今後、スタンスの違いから“松本派vs.それ以外の芸人”という対立構造が生まれかねない様相です。そうなれば、吉本の混乱は沈静化どころか、さらに深まるでしょう。業界では、むしろそっちのほうが懸念されていますよ。露骨に番組制作に響きますから」
闇営業をめぐる宮迫の嘘から始まった今回の騒動、収まる気配はみえない。
(文=編集部)