東京・大阪で24時間で2160円!レンタカーの格安乗り捨てサービスでお得に国内旅行を

Getty Imagesより

 規制緩和の影響やカーシェアの普及によって、割安なレンタカーサービスが定着しつつある。自動車を所有していない人が自家用車替わりに、手軽に車を使えるようになっただけでなく、旅先などでも便利な交通手段になりつつある。

 難点は、気軽に乗り捨て(ワンウェイ利用)ができないことだ。東京や大阪をはじめ、全国のさまざまな都市で普及しつつあるシェア型のレンタサイクルは、各エリアに設置されたどのポートへ返却してもよい。つまり乗り捨てが可能で、電車やバスが混んでいたり、乗り継ぎが面倒な場合のアシとして、気軽に使える。

 だが、基本的にレンタカーの乗り捨て料金は高額だ。同一都道府県内はおおむね「乗り捨て料金無料」というレンタカー会社もあるが、通常は、借りたい店舗と返したい店舗が20km以上離れると、有料になるのが一般的。距離が遠くなればなるほど、乗り捨て料金も高くなる。

 例えば東京駅付近の店舗を出発し、大阪駅付近で返却する場合、乗用車ならおおむね3万5000円~4万5000円程度の乗り捨て料金が発生する。もちろんこれに、通常の基本料金やオプション料金などが別途加わるわけで、手軽に利用できる金額とはいえないだろう。

 そんな中、割安なワンウェイサービスを行っているレンタカー会社もある。ここでは、特に使い勝手のいいサービスをいくつか紹介してみよう。

岡山・香川・愛媛の「平成レンタカー」が面白い

 岡山・香川・愛媛の3県で営業を行っている「平成レンタカー」は、オープンカーからキャンピングカーまで、多様な車種を扱っている。乗り捨て料金は同一県内なら無料。他県間は追加料金がかかるものの、岡山県と香川県の店舗間は2160円と、かなりリーズナブルだ。

 筆者も高松空港でレンタカーを借りて、香川県内の讃岐うどん店めぐりと丸亀城を観光し、そのまま広島方面へと仕事に向かったことがある。車で瀬戸大橋を渡り、岡山で乗り捨てることも考えたが、香川県内の坂出駅前店で返却して電車で向かうほうが安かったため、そちらを選択した。

 岡山・高松・松山の3空港のほか、岡山駅や新倉敷駅、高松駅など主要駅の近くにも営業所があり、利用しやすい。軽乗用車なら12時間まで4374円(ネット会員料金)とリーズナブルなのも魅力だ。

香川県まんのう町の「山内うどん」のかけうどん。コシの強い麺は、実に美味。(筆者撮影)
現存12天守の1つである丸亀城。天守、大手一の門、二の門は国の重要文化財。(筆者撮影)
「平成レンタカー」公式サイトより

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