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山崎元裕「超・クルマ論」

1台2億円…“唯一の”ハイパーカー「エヴァイヤ」発売へ、富裕層から注目を集める理由

文=山崎元裕/フリーランス・モータージャーナリスト
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 エヴァイヤのパワーユニットは、前後4輪にそれぞれ備えられるエレクトリックモーターだ。ウイリアムズ・アドバンスト・エンジニアリングが開発に深く関係したこのシステムが達成した最高出力は実に2000ps以上。最大トルクは1700Nmを発揮する。シート後方の低い位置に搭載されるリチウムイオンバッテリーは2000kWhの容量を持つもので、これだけのバッテリーを搭載しながら、ウエイトを1680kgに抑えたことで、0→100km/h加速は3秒以下、最高速は320km/hを可能にする。

 一方でフル充電からの最大航続距離は400kmというから、ロードカーとしての実用性も十分に確保されていることがわかる。そう、このエヴァイヤはサーキット走行のみを可能にするモデルではなく、日常のロードユースにも十分対応するモデルに仕上げられているのだ。

 エヴァイヤは、これからプロトタイプの本格的な走行テストをスタートし、2020年末にはデリバリーを開始する予定だ。生産はコードネームのタイプ130に由来する130台の限定で行われ、価格は150万~200万ポンド(2~2億7000万円)と計画されている。

 その軽量性を最大のブランドイメージとし、スポーツカーのみを生産し続けてきたロータス。彼らの新時代はまさにこの「最初で唯一の存在」たるEVハイパーカー、エヴァイヤから始まるのかもしれない。

(文=山崎元裕/フリーランス・モータージャーナリスト)

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