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宮迫“みそぎがんばってます!”アピールに非難殺到…謹慎芸人はユーチューバーを目指すべき

文=藤原三星
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振り込め詐欺グループの忘年会でパフォーマンスをする宮迫博之ら。

 吉本興業を根幹から揺るがす事態にまで発展した闇営業問題に、やっと希望の光が見え始めた。8月8日、吉本興業は所属タレント約6000人と「共同確認書」を交わすことを発表。翌9日には、詐欺グループのパーティーに参加した件で謹慎処分となっていたレイザーラモンHGやガリットチュウ福島善成ら計11人に対し、「8月19日から謹慎処分を説き、劇場にて仕事へ復帰することと致しました」との声明を出した。これを受け、謹慎が解ける11人のうちの一部は16日、関西で“謝罪行脚”することなども報じられた。

 吉本興業の今回の対応について、ある週刊誌の記者は次のように語る。

「共同確認書を交わした程度で吉本興業が変わらないのはいわずもがな。とはいえ、今回の闇営業騒動の象徴たる“謹慎芸人”の復帰を決めたことは、この問題解決の突破口になる可能性はあります。

 そもそも彼らは“反社が主催のパーティー”とは知らなかったということですし、金銭の授受についても先輩の宮迫(博之)さんによって箝口令を敷かれ真実を語れなかったというわけですから、情状酌量の余地は大いにありました。ダウンタウンの松本(人志)さんも『若い子は早く復帰させてほしい』と呼びかけていたように、謝罪会見を強行した宮迫さんやロンドンブーツ1号2号の田村亮さんとは処分内容が違って当然。なのにここまで復帰を先延ばしにしてしまったのは、吉本内でゴタゴタが一向に収まってないから。今回謹慎が解除された11人の中には、芸能活動もできなければバイトすらできない状況に追い込まれていた人もいたわけですから、世間から同情の声が上がるのも当然。今回の謹慎解除は“遅すぎた決断”ともいえるでしょうね」

“みそぎがんばってます!”アピール が痛い

 一方、雨上がり決死隊の宮迫博之は、8月4日に茅ヶ崎市民文化会館で行われた「Hawai’i湘南フェスティバル」に参加、振り込め詐欺防止を促す啓発チラシを配り、ステージにも上がったことがワイドショーなどで話題となった。

 いまだ「吉本に戻るのか戻らないのか」判然としない宮迫に関して、ある吉本関係者は次のように明かす。

「うち(吉本興業)の上層部と宮迫さんは何度か話し合いを持ってるそうですが、どうやらいまだに議論は平行線のようです。この湘南フェスティバルへのイベント出演は、会社を通してないいわゆる“直営業”ですが、この状態ですし、おそらく宮迫さんはギャラなどもらってないでしょう。そもそも現在宮迫さんは契約解除状態にあるわけで、何も問題はないはず。

 ただ、振り込め詐欺防止を促すイベントに出演って、いくらなんでもわかりやすすぎるというか、『みそぎをがんばってます!』というアピールがあまりにもストレートすぎて、少々痛すぎるのではないでしょうか。ほかの謹慎芸人たちの空き缶拾いもそうですが、いつもふざけていた人気芸人たちによる突然のボランティア活動を見て、興ざめしてしまう人も少なくないはず。劇場への復帰はできたとしても、この騒動を笑いに変えるにはまだまだ時間がかかるでしょうね」

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