NEW
ミドルエッジ「懐かしい! をお送りします」

発売から40周年! 音楽の楽しみ方を一変させたソニー「ウォークマン」の変遷

【この記事のキーワード】

, ,

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

発売から40周年! 音楽の楽しみ方を一変させたソニー「ウォークマン」の変遷の画像1
※参考画像:『ソニー 初代ウォークマン TPS-L2』(amazonより)



 あなたにとって「懐かしい」とは、どんな情景でしょうか? 1970~90年代の「懐かしい」を集めたのが「ミドルエッジ」。あなたの記憶をくすぐる「懐かしい」から厳選した記事をお届けします。

 今回のテーマは、「ウォークマン」。今から40年前の1979年7月に発売開始され、これまでの音楽の楽しみ方を一変させた同アイテムについて振り返っていきます。  

最初は芳しくなかった? ウォークマンの評判



 ポータブルオーディオプレーヤーの草分け的存在といえば、ご存じソニーのウォークマンです。その1号機「TPS-L2」の発表会が代々木公園で行われたのは、1979年6月22日のこと。

  今でこそ、街のいたるところでイヤホンorヘッドホンを装着し、お気に入りの曲を聴いていると思しき人を見かけますが、40年前の時点で「音楽を持ち歩く」という文化はあまりにもラジカル。そのため、耳慣れない商品「ウォークマン」に対するマスコミおよび世間からの評判は芳しいものではなく、7月1日に発売されたものの売れ行きも微妙だったといいます。

 こうした現状を打破すべく発売元のソニーが、自社の若い社員にウォークマンを持たせて一日中山手線をぐるぐると回らせたり、街中を歩かせたりと、草の根運動的PR活動に奔走したというのは有名な話。時には電車の中で音漏れしていても関係ないといったふうに爆音でお気に入りの曲を聴いている人も見受けられる現代とは、隔世の感を禁じえません。

 そんなソニーの企業努力が実って、「TPS-L2」は79年の秋から年末にかけて飛ぶように売れていき、品切れが続出する事態にまでなります。翌80年にはローラースケート、デジタルウォッチと合わせて“新三種の神器”としてもてはやされ、世界的指揮者のヘルベルト・フォン・カラヤンが愛用するなど、たちまち時の大ヒット商品となったのでした。「音楽を持ち歩く」という文化がスタンダードなものになった瞬間です。
 

1984年には、CDウォークマンが登場

発売から40周年! 音楽の楽しみ方を一変させたソニー「ウォークマン」の変遷の画像2
※参考画像:『SONY CDウォークマン ブルー D-NE730 L』(amazonより)



「TPS-L2」発売の3年後にあたる82年には、コンパクトディスク=CDが登場します。ちなみに、当時のCDプレーヤーの値段は、ソニーの第1号機「CDP-101」で16万8000円、日立の第1号機「DAD-1000」で18万9000円と、かなり割高。そのためCDは、なかなかレコードに取って代わる存在になれずにいました。

 そんな停滞するCD需要を打破したのが、ソニー製のポータブルCDプレーヤー型のウォークマン「D-50」です。お値段は当時としては破格の4万9800円。これが1000万台出荷の大ヒット商品となり、CDの普及に大きく貢献しました。87年には、ニホンザルが目を閉じてウォークマンを聴き入るテレビCMが、大きな話題を呼んだものです。

 その後もウォークマンはMD対応型、ネットオーディオ対応型が発売されるなど、時代のニーズに合わせて変化していきました。現在では、高性能MP3プレーヤーがウォークマンの名を関してソニーから発売されており、音楽を持ち歩く文化を創造したパイオニア企業の製品とあって世界的に高い人気を誇っています。

 

発売から40周年! 音楽の楽しみ方を一変させたソニー「ウォークマン」の変遷の画像3
※参考画像:『ソニー(SONY) ウォークマンZXシリーズ NW-ZX300』(amazonより)


 この連載では、次回以降も皆さまの脳裏に「懐かしい」が蘇りそうな記事を提供して参ります。「こんな記事は?」「あのネタは?」なんてお声も、お待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。
(文・構成=ミドルエッジ)

<関連記事>
●「音楽を聴きながら瞑想するサル」として話題になったCMのセンスのよさを感じる!●誕生40周年記念!ソニー「ウォークマン」とTechnics「SL-1200」を題材とした映画が無料公開!!
●PC・ケータイ・音楽再生機…30年前の電子機器を調べてみた

発売から40周年! 音楽の楽しみ方を一変させたソニー「ウォークマン」の変遷のページです。ビジネスジャーナルは、連載、, , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!

関連記事

BJ おすすめ記事