永田町の「謎」 現役議員秘書がぶっちゃける国会ウラ情報

小泉進次郎、結婚で女遊び次々暴露→人気ガタ落ち…内閣情報調査室が首相官邸に報告か

首相官邸で結婚発表を行う小泉進次郎衆議院議員(左)と滝川クリステル(右)(写真:毎日新聞社/アフロ)

 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。

 夏休みはゆっくり過ごされましたか? 夏の参議院議員選挙も終わり、臨時国会も10月の招集で調整中なので、永田町も少しのんびりしている感じです。

 でも、8月7日の小泉進次郎衆議院議員の結婚報告は永田町にも激震が走りました。滝川クリステルさんとの交際は、本当に誰も知らなかったのです。そのため、実は多い進次郎ファンの秘書たちの間では「進次郎ロス」という言葉も出るほどでした。

 それもあってか、永田町ではおめでたいムードが一切ありませんでした。結婚・妊娠という「ダブルおめでた」なのに、祝福されてないのがお気の毒です。今後はどうなるのでしょうか。

「これで進次郎議員の内閣入りが濃厚だ」という人もいれば、「マスコミに“次期首相”なんて持ち上げられてけしからん。入閣なんてまだまだ早い」という声もあって、9月11日に発表予定の内閣人事がどうなるのか楽しみですね。

 ただ、小泉議員は大きなミスをやらかしています。それはもちろん、「育児休業宣言」です。“ゲス不倫”で辞職した宮崎謙介元衆議院議員もそうでしたが、永田町では根回し不足の「育休宣言」なんてひんしゅくを買うだけです。国会議員は民間とは違うのですから、男性でも女性でも炎上します。

 個人的には、お子さんが産まれたらお子さん優先の日程があってもいいとは思いますし、それが自然になればいいですけどね。

小泉進次郎の「40歳までは遊ぶ」発言

 まさかのデキ婚発表以降、永田町ではメディアを通じた小泉議員情報の暴露合戦が続いています。元交際相手のことなど、一部は報道されていますよね。しかし、滝クリさんとのことは小泉議員の番記者さんたちもみんな知らなかったそうで、各社の上層部から相当怒られたそうです。

 番記者さんたちによると、小泉議員は以前から記者たちに「40歳までは遊び倒す」と宣言、「それまでは絶対に結婚はない!」と言い切っていたそうです。そのため、記者たちは噂があっても「どうせ遊びだから」と深追いしなかったんですね。また、お相手の滝クリさんは美しすぎるせいか、計算高く見えるのか、あまり女性ウケしないタイプの方のようです。それもあって、永田町は微妙な空気に包まれているのです。

 デキ婚発表後の小泉議員の世間的評価の低迷については、すでに内閣情報調査室の職員から菅義偉官房長官に報告されています。菅官房長官から安倍晋三首相にどう伝わり、内閣改造にも影響があるのかどうか、気になるところです。

橋本聖子五輪相の誕生は確実か

 内閣改造に向けて、今は秘書たちも準備で大変です。「うちのボス、礼服のサイズを測り直してたよ。内々で話があったのかもね。靴もフェラガモで新調したんだよ」など、そわそわしている議員事務所もあります。そういう事務所には記者たちも出入りし、「絶対に次は先生ですよ。○○大臣ですかね」なんてヨイショ合戦も聞こえてきます。

 現実的なのは、橋本聖子参議院議員の入閣ですね。東京オリンピック・パラリンピック担当大臣に起用されると見られています。橋本議員は1992年のアルベールビル冬季五輪のスピードスケート女子1500mで銅メダルを取るなど活躍されてきましたから、多くの人が入閣を期待しているようです。橋本議員の冬季大会4回・夏季大会3回の合計7回という五輪出場記録は日本女子の最多で、当時の「聖子フィーバー」はかなりのものだったんですよ。

 また、外務大臣には茂木敏充経済再生担当大臣の名前が挙がっていますが、これは適任と言われています。河野太郎外相も素晴らしい功績を残されていますが、そろそろ交代してもいい時期かもしれないですね。

 神澤としては、馳浩衆議院議員の大臣返り咲きに期待しているのですが、8月30日のプロレスリングマスターズの後楽園大会に出場した馳議員の鍛え上げ方を見て、「再入閣はないなぁ」と思いました。再入閣の話がきていれば、トレーニングの時間も取れないでしょうからね。9月8日には地元・金沢の大会の出場も決まっていて、さらに最近は格闘家の須藤元気参議院議員と一緒に議員会館地下の健康センターでトレーニングしているそうです。

 後楽園の大会には馳議員の後援会のみなさんとともに国会議員もたくさん来ていました。休憩のときには今井絵理子参議院議員が写真撮影で囲まれていましたし、須藤議員もファンからの撮影依頼に快く応じていました。

 ちなみに、須藤議員のお目付け役なのか、新潟の菊田真紀子衆議院議員もいらっしゃいました。2017年の衆議院議員選挙で、ゲス不倫の宮崎氏の妻である金子恵美前衆議院議員とデッドヒートの末に勝利した方で、とにかく怖い(笑)。話しかけられても、スマホから目を離さずに対応することでも有名です。さすがに女同士の壮絶な戦いを制しただけありますね。

三原じゅん子は“お飾り大臣”に?

 女性といえば、内閣改造では三原じゅん子参議院議員の名前も浮上していますね。賛否両論はありましたが、迫力のある「恥を知りなさい!」演説で株を上げたのでしょう。確かにきれいな方ですが、わざわざ“お飾り大臣”として入閣させなくても……というのが国会女子たちの感想です。入閣したら、何かと噂のご主人が秘書官になるのでしょうしね。一方で、「話題づくりのために入閣はアリ」と見る関係者も多いです。

 そして、内閣改造以上に話題なのが、二階俊博衆議院議員の自民党幹事長の続投報道です。二階議員の“衰え”は公然の秘密で、80歳という年齢を考えても少し静養していただきたいところですが、ほかに幹事長適任者がいないのでしょう。安倍政権の安泰のためとはいえ、自民党の人材不足が露呈した感じです。

 読者のみなさんは、誰に大臣として働いてもらいたいですか?

(文=神澤志万/国会議員秘書)

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