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六代目山口組サイドへの発砲事件がまたも起こる! 髙山若頭出所を控えた、対抗勢力の「意思表示」か?

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発砲された平井一家本部事務所

 8月21日、六代目山口組系組員が何者かによって発砲され、分裂騒動に緊張がみなぎる中で、またしても六代目山口組サイドが被害に遭う発砲事件が起きた。

 9月9日、愛知県豊橋市に本拠地を置く六代目山口組の二次団体である十一代目平井一家の本部事務所に銃弾が撃ち込まれたのである。この発砲事件には、8月21日に起きた三代目弘道会系組員に対する発砲事件【参考記事「六代目山口組連続襲撃で騒動が再燃か」】同様に、少なからず因縁があったと話す業界関係者は少なくない。

「去年、神戸山口組幹部や同組傘下組織の幹部が襲撃される事件が起きているが、その際に犯人として逮捕されているのが平井一家の組員だった。分裂後、神戸山口組に対して、平井一家が直接的な行動を担う役割を負っていたということだろう。つまり、神戸山口組サイドから見れば、平井一家は特別な因縁がある組織といえる」(業界関係者)

 むろん、犯人が逮捕されていない以上、すべては憶測の域を出ない。業界関係者の中では、別の説を持ち出し、「あの時の出来事が引き金になっているのではないか」と口にする者も少なくないようだ。「あの時」の詳細はここでは控えるが、今回の事件発生直後から、その詳細が記された文面がSNSによって拡散され、筆者の元にも複数の関係先から転送されてきている。

 だが、それが真実とは言い切れない。神戸山口組幹部が平井一家に襲われたこと同様、事件の背景にある因果関係を類推させるものだが、確証を得るものではないのだ。ただ、理由はどうであれ、なぜこのタイミングだったのか。沈静化していたようだった分裂騒動が、ここにきて動き出しているように思えるのはなぜか。そこが気になるところだ。

「それはやはり、髙山若頭(六代目山口組・髙山清司若頭)の出所が近づいてきていることが、なんらかの影響を及ぼしているのではないでしょうか。六代目山口組の分裂は、髙山若頭の服役中に起きています。それだけに分裂騒動に動きがあるとすれば、髙山若頭の出所が、ひとつの契機になるのではないかといわれ続けていました。このタイミングでの発砲事件は、それに対する離脱側の意思表示とする見方もできる。つまり、神戸山口組は『六代目山口組と再び統合することはない』と、あらためて表明しているのではないかと考えられるわけです」(ジャーナリスト)

 逆にいえば、髙山若頭の出所までに、ヤクザ社会の原理原則にそって「やられたらやり返す」の信条に沿った言動が六代目サイドにも生じる可能性も考えられる。最悪の場合、抗争への発展が危惧されるわけだ。

 ただ、発砲事件が起きた当日に開催された神戸山口組の定例会からは、特段変わった様子は漏れ伝わってきていない。

「それでも、捜査当局が万が一に備えて警戒を強めているのは確かです。今後、どのような展開を迎えるのかはわかりませんが、分裂騒動が活発化する恐れも視野に入れているのではないでしょうか」(実話誌記者)

 そして、沈黙を守り続ける任侠山口組の存在。同組の織田絆誠組長襲撃事件からも丸2年が経過しようとしている。このまま沈静化していくのか。それともここに来て、一気に激しい衝突が勃発するのか。今後の各組織の動向に注目が集まっている。
(文=沖田臥竜/作家・元山口組二次団体幹部)

●沖田臥竜(おきた・がりょう)
元山口組二次団体最高幹部。2014年、所属していた組織の組長の引退に合わせて、ヤクザ社会から足を洗う。以来、物書きとして活動を始め、『山口組分裂「六神抗」』365日の全内幕』(宝島社)などに寄稿。著書に『生野が生んだスーパースター 文政』『2年目の再分裂 「任侠団体山口組」の野望』(共にサイゾー)など。最新刊は、元山口組顧問弁護士・山之内幸夫氏との共著『山口組の「光と影」』。

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