時事問題・ジャーナリズムに関するニュース
「Getty Images」より
9月8日の夜から9日の朝にかけて関東を縦断し、広い範囲に被害をもたらした台風15号。なかでも千葉県の被害は大きく、君津市では送電線の鉄塔2基が倒壊。台風の通過から2日が経った11日現在でも停電・断水・物資不足・通信障害などが続いている。
11日の東京電力の発表によると、千葉県内ではいまも約40万軒以上が停電している。10日の時点で停電件数を12万軒まで減らすことを予定していたが、昨晩の千葉県の雷雨や夜間の作業効率の低下により予定が遅れているとのことだ。
千葉県の現状は、テレビのニュースを見るだけでは伝わりきらないかもしれない。私は台風の当日に千葉県南部のある市におり、10日になんとか安全な地域に移動した。台風通過直後の被災状況について、レポートしたい。