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ドラマ『サ道』サウナで“ととのう”瞬間を見事に映像化…原田泰造が演じるリアリティ

文=藤原三星
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静岡県静岡市駿河区敷地にある、“サウナー”にとっての聖地「しきじ」(同店公式サイトより)

伝説の地「しきじ」で最終回か

 ドラマはいよいよ終盤に突入。サウナーの聖地といわれている静岡県の「しきじ」にまで足を延ばした主人公が、どのような形で最終回を迎えるのかも気になるところだ。

「確かに最終回は絶対にしきじだと思ってたので、大オチがどこなのか、サウナーの間でもいつも話題になってますよ(笑)。昨今のサウナブームで、今ではしきじに行くためだけに静岡を訪れる客も多く、これ以上混んだらほんと、サウナーとしては困るんですけどね。

 ちなみに主人公演じる原田さんはサウナに一般客として前乗りして、実際に宿泊して翌朝にもサウナに入ってから収録に臨んでいるのだそうです。もう、役作りというより、この収録が本当に楽しくて仕方ないんでしょうね。ドラマの現場はどこも過酷なのが当たり前ですが、主演俳優がわざわざロケ現場に前乗りするなんて聞いたことありませんよ。原田さんもそこまでやる気にみなぎってるし、日本全国に目を向ければ、サウナ施設はまだまだ各地にある。つまり、シーズン2までいく可能性が極めて高い作品なのですが、そうなるとまたサウナ客が増えちゃうので、やっぱり困るんですけどね(笑)」(前出・テレビ局プロデューサー)

 空前のサウナブームに拍車をかけ、現在話題沸騰中のドラマ『サ道』。サウナーたちが脅威を感じるほど波及効果抜群の本作は、どのような着地を見せるのか? サウナ室にいなくともととのってしまいそうな結末を期待したい。

(文=藤原三星)

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藤原三星(ふじわら・さんせい)
ドラマ評論家・コメンテーター・脚本家・コピーライターなど、エンタメ業界に潜伏すること15年。独自の人脈で半歩踏み込んだ芸能記事を中心に量産中。<twitter:@samsungfujiwara

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