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マントラを暗記するインド人、脳が大きいことが判明

文=水守啓/サイエンスライター
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 そして、そんな刺激の内容、つまり、質として、声の周波数の高低をはじめ、読み上げるスピードや抑揚、テンポ等も考慮する必要がある。

 この世界に存在するあらゆる物質は形や大きさを伴い、アンテナのように、特定の周波数で発振・共鳴を起こしやすい。人体を構成する各パーツもアンテナのように、それぞれ特定の周波数に反応しやすい。健康な生命体の細胞は、互いに同調して持続的な振動を行う。そのため、詠唱したマントラ音声の波長域が特定の脳の部位、おそらくは、頭部周長の整数倍と近く、共鳴によってうまく刺激を与えていた可能性も考えられる。

 つまり、周波数の変化や適切なテンポを伴った音波振動が効率的に頭部に到達し、頭蓋骨のすぐ内側の大脳皮質を共鳴させて、持続的に震わせることで、細胞が弛緩した状態となる。これにより、それまで以上に栄養分が細胞内に送り届けられるようになる。これが、脳をよく使うという基本的な条件下で起これば、脳が大きくなるという現象を促すことになるのではなかろうか。

 人の意識が健康に大きく影響を及ぼすことはよく知られているが、このような考察を行ってみると、音波振動も無視できないことが見えてくる。そして、おそらくは、サンスクリット語と、ヒトがサンスクリット語を発する際の音波が、巧妙にアンテナとしての頭蓋骨を刺激し、潜在能力を引き出しやすい条件を整える――。そんなこともあって、サンスクリット語は霊的なエネルギーをもった言語といわれるのではなかろうか。

(文=水守啓/サイエンスライター)

【水守 啓(ケイ・ミズモリ)】

「自然との同調」を手掛かりに神秘現象の解明に取り組むナチュラリスト、サイエンスライター、代替科学研究家。 現在は、千葉県房総半島の里山で自然と触れ合う中、研究・執筆・講演活動等を行っている。
 著書に『世界を変えてしまうマッドサイエンティストたちの【すごい発見】』『ついに反重力の謎が解けた!』、『底なしの闇の[癌ビジネス]』(ヒカルランド)、『超不都合な科学的真実』、『超不都合な科学的真実 [長寿の秘密/失われた古代文明]編』、『宇宙エネルギーがここに隠されていた』(徳間書店)、 『リバース・スピーチ』(学研パブリッシング)、『聖蛙の使者KEROMIとの対話』(明窓出版)などがある。

ホームページ: http://www.keimizumori.com/

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